対して、育児アドバイザーのてぃ先生は、注意することの危険性を強く訴えた。「今の時代、注意したら刺される。たまたま本当にヤバい人と出会っていないだけかもしれない。自分から関わりに行くことに、理解ができない」と、文字通り命懸けのリスクになる現状を述べた。
議論の焦点となったのは、誰も注意しなくなった社会の行く末だ。ライターの黒坂岳央氏は、「騒ぐのを放置すると『騒いでいいんだ』となり、みんなが騒ぎ出す。これは『割れ窓理論』にも通じるもので、住みやすい日本を維持するために、なるべく自分は注意するようにしている」と語った。
さらにリスクを回避しつつ注意する「技術」として、「他の人がいる場所で注意する」「子ども連れの親など、心理的に無茶なことをされにくい相手を選ぶ」といった、安全を確保した上でのアプローチを提案した。
一方で、EXIT・りんたろー。は、相方の兼近がトラブルに巻き込まれたり、その様子を切り取られてSNSで拡散されたりすることへの不安を口にした。「子どもに『ケンカを見たら止めなさい』と教えて、もし巻き込まれたら後悔すると思ってしまう」と、親としての複雑な葛藤も吐露していた。
(『ABEMA Prime』より)
