吉永小百合
拡大する

 吉永は、「篠山紀信さんはこういう写真を撮っているときにモデルをのせることがお上手でいらっしゃって、あらいいわよ~とかちょっと女性的な言葉で言っていただくんで、本人がその気になっていくというか不思議な方」と撮影時の篠山の様子を明かした。

 そして黒柳が「着崩れ方がいいですよね」と称賛すると、吉永は「着物って着方によっていろいろなことを表現できるんですよね。それはとてもうれしいこと」と話し「昔は、着物はしっかりっていうより、グズグズに着るのがいいんだって市川崑さんも仰ってました。そのグズグズさがなかなかうまくいかなくて叱られたこともあります」とエピソードを展開。

 それには黒柳も「なんかグズグズにしようと思っても、グズグズにならないんですよね。きちっとなっちゃって」と同調し、画作りの難しさについて語り合った。
(『徹子の部屋』より)

この記事の画像一覧
この記事の写真をみる(8枚)