戦後80年・先の大戦と向き合う…上皇さま92歳の誕生日 心臓の症状は“比較的安定”
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上皇さまは23日、92歳の誕生日を迎えらえました。

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上皇さまと上皇后さま
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お住いの仙洞御所では祝賀行事が行われ、天皇ご一家や秋篠宮ご一家が、お祝いのあいさつのため訪問されました。

“無症候性心筋虚血”などと診断
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上皇さまは、今年、二度入院。心臓の筋肉への血流が減少する“無症候性心筋虚血”などと診断されました。
いまは、心臓の負荷を和らげる薬を服用し、症状は比較的安定した状態で維持されているということです。上皇后さまと一緒に、筋力低下を防ぐための運動や御所内の散策も続けられています。

10月、静養のため訪れた葉山御用邸でも散策を楽しみ、地元の住民と交流されました。

上皇后さま
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上皇さま
「きょうは静かでいい海ですよね」
上皇さま
「いくつなんですか?」
地元住民
「1歳5カ月です」
上皇さま
「ずいぶん、大きく見えますね」
上皇后さま
「かわいいお目目ね」

戦争を伝える番組を視聴
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ハゼの研究
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今年は、戦後80年の節目の年。
上皇さまは、天皇皇后両陛下の“慰霊の旅”を見守るとともに、戦争を伝える特集番組を見たり、疎開していたころの思い出を振り返るなど、度々、先の大戦と向き合われたといいます。
ライフワークであるハゼの研究も続けられています。週に2回、皇居の生物学研究所へ通い、国立科学博物館が主催する研究会にもオンラインで参加されているということです。

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