ど迫力の“デカ女”タッグ、ギャップ全開の“クリスマス仕様”リングギアが話題に「ヒールにしてはファンシーすぎる」の声も

　巨漢女子タッグが披露したクリスマス仕様の可愛らしいリングコスチュームが話題に。普段は強面のパワーコンビが見せたギャップあふれる装いに、ファンから驚きと称賛の声が相次いだ。

　WWE「SmackDown」でナイア・ジャックスとラッシュ・レジェンドが披露したクリスマステーマのマッチング・リングギアが、ファンから大きな反響を呼んでいる。緑と赤を基調に、大きなリボンをあしらったクリスマスプレゼントのような華やかな統一衣装で登場した2人は、王者カブキ・ウォリアーズ（アスカ＆カイリ・セイン）をノンタイトル戦で撃破。このホリデーシーズンらしい可愛らしいギアがX上で瞬く間に拡散され、タッグとしてのビジュアル統一感にも注目が集まった。

　ファンも、いつもとは違うホリデー限定衣装に即反応。「ラッシュとナイア、リングギアお揃いで可愛すぎる」「デザインした人は最高だな」「クリスマス仕様いいね」と称賛の声が続出した。一方で「ヒールにしてはファンシーすぎる」「似合ってない」といった皮肉めいた意見も見られたが、普段は怖いイメージの強い2人が見せた洒落っ気に、ポジティブなコメントが大半を占めた。

　先月タッグ戦線に名乗りをあげた体重130キロのナイアと、身長180センチのラッシュによるど迫力のビッグウーマン・コンビは、「サバイバー・シリーズ」女子ウォーゲームズでヒール軍団の仲間として共闘した間柄。大会後は再び女子タッグ戦線のライバルとして争う立場に戻ったが、この日はノンタイトル戦ながら、ナイアの必殺技“アナイアレイター”が炸裂し、王者チームが敗れる波乱の展開となった。

　勝利の余韻も束の間、試合後には元王者チームのアレクサ・ブリス＆シャーロット・フレアーが乱入し、ナイア＆ラッシュは退散を余儀なくされ、最後はバッドエンディングに。それでも「RAW」「SmackDown」を跨いで複数の有力チームが名乗りをあげるなど、女子タッグ戦線は混沌の度合いを増している。

　年明けには、カブキ・ウォリアーズ対イヨ・スカイ＆リア・リプリーという因縁のタイトル戦も控える中、王者撃破で存在感を示したナイア＆ラッシュが、次期挑戦者筆頭に浮上する可能性は高まったと言えそうだ。