住宅で親子4人が死亡し、その後、母親の借りた部屋から男性の遺体が見つかった事件。今度は母親の家と車から男性のスマートフォンが見つかりました。
母親の車と家に男性のスマホ
19日に西東京市の住宅で親子4人が亡くなった事件。そして、22日に練馬区のマンションで男性の遺体が見つかった事件。2つの事件を結びつける新たな情報が明らかになりました。
西東京市の住宅や止めてあった車から、練馬区のマンションで発見された男性のスマートフォンが見つかったのです。
遺体で発見された男性は、中窪新太郎さん（27）。死亡した4人の親子のうちの36歳の母親の知人で、男性が見つかった練馬区のマンションは、その母親名義で借りられていたことが分かっています。中窪さんはそこで暮らしていたとみられます。
近所の人
「優しそうな奥さまだったよ。子どもさんたちも何回か見ているような気がする。かわいそう。せっかくそこまで育てて」
亡くなったのは9歳から16歳の息子3人と、36歳の母親。無理心中の可能性があるとみられています。
一方、練馬区の事件。中窪さんは腹など10カ所以上を刺された状態で、マンションのクローゼットの中で見つかりました。死後数日経っていたとみられています。
クローゼットは外から目張りされていて、部屋にも鍵がかかっていたことから、警視庁は殺人事件として捜査しています。
中窪さんは複数台のスマホを持っていて、捜査関係者への取材で、母親の車の中と家の中から見つかったことが分かりました。
そのスマホから発信されたメッセージの内容も明らかに。
親子が死亡した19日。その数日前、中窪さんのスマホから会社の関係者宛てに「体調不良で会社を休む」という趣旨のメッセージが送られていたということです。
この記事の画像一覧
外部リンク
