まずは咲が大手芸能事務所KODAMAを離れて独立する契機ともなった、新人女優自殺トラブル。児玉社長は新人・原由梨をゴリ押しで連ドラ主演に据えるも、世間からの酷評とプレッシャーによって由梨は自ら命を絶った。児玉社長はマネジメントの失態として事務所の名に傷がつく事を恐れ、明石に銘じて虚偽情報を報道させた。自殺は実父との金銭トラブルに原因があったのだと。
そしてKODAMAプロの看板俳優・麻生秀人(鈴木一真)による、性加害疑惑の記事揉み消し工作。記事を取り扱わせない代わりに、藤原玖生(浅香航大)のスキャンダルを週刊誌にリークした。さらに、性加害を告発した莉子を「示談金目当て」の人物として中傷する記事を書かせた。この記事が莉子へのバッシングへと繋がり、精神を病んだ莉子の自殺未遂という悲劇を招いた。
咲の前に現れた明石は「児玉社長の指示で私が全て手配した」と告白して土下座謝罪。麻生による性加害の事実は全て知っていると打ち明け、「これまで見過ごしてきた。もし間に合うのであれば実名で証言をさせてください!」と床に頭をこすりつけるのだった。
その心中にあるのはKODAMAプロ、ひいては児玉社長のこれ以上の暴走を止める事。明石が全てを証言すれば、大物俳優の性加害告発の信ぴょう性は高まる。果たして咲たちは明石の覚悟をどのように受け止めるのか?長らく芸能界を牛耳ってきた大手芸能事務所の暗部が白日の下に晒された時、変革は起こるのだろうか?
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