■「空き時間につぶやくおしゃべりの勢い」「デタラメを放置できない」
ある日、新潟の事務所で資料整理や原稿チェックの合間に、米山氏はサラリとした手つきでキーボードを叩いた。Xで投稿されたのは、金利政策に関する他者の意見への反論だった。
多くの人が「常にネットにかじりついている」と抱くイメージに対し、本人は至って軽やかだ。「(内容は)練っていない。もうサラサラッという感じ。空き時間につぶやくみたいな、おしゃべりするぐらいの勢いでやっているだけ」。スマホではなくパソコンで仕事の合間に行うのが米山流だ。
なぜ、これほどまでにSNSでの反論にこだわるのか。そこには現代社会への強い危機感がある。
「本当にどんなデタラメも言いたい放題みたいになっている。それはもうあまり笑い事ではなく、それによってもう国政が左右されている」。
デタラメな言説に乗った人物が市長や知事、さらには大統領にまでなれてしまう現状を危惧し、「あまりにデタラメを言ってはいけないというふうにしていいかなと」と言葉を強める。
■党内からの苦言と「左様なら」の真意
