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【映像】想定外の“横取り”決着
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WWE】RAW(12月29日・日本時間30日/フロリダ・オーランド)

【映像】想定外の“横取り”決着

 2025年最終戦、女子王者が狡猾な“横取り”で王座を防衛。3WAY戦で「2人まとめてリフト」を披露して怪力を見せるも、一瞬の隙を突いた頭脳的丸め込みで決着。ファンからは「ナイス横取り」「鹿島沙希がやりそう」の称賛に加え、「横取り40萬や」など懐かしいワードも飛び出した。

 2025年の年内最後のWWE「RAW」で、WWE女子世界王座を懸けた3WAYマッチ、王者ステファニー・バッケルに、ラケル・ロドリゲスとニッキー・ベラが挑戦。パワー、経験、そして知略――三者三様の思惑が激突したこの一戦は、仲間に頼らず一念発起の“デカ女”ことラケルが持ち前のパワーで大暴れするも、非情かつ鮮烈な結末で幕を閉じた。

 試合は圧倒的なパワーを誇るラケルが2人を翻弄する時間が長く、ベテランのニッキーは隙を突く立ち回りで対抗した。ステファニーも必殺の「美ヒップが浮いては落ちる」脳天直撃の得意技”デビルズ・キス”を狙うが、3WAY特有の介入に阻まれて決定機を逃す。 問題のシーンは試合最終盤に訪れる。

 ラケルがニッキーに必殺のテハナ・ボム(パワーボム)を狙う。ABEMA実況を務める清野茂樹アナウンサーも「えっ? 2人?」と困惑の声を上げるなか、さらにラケルはリング内の2人を同時に担ぎ上げる「ダブル・テハナ・ボム」で完璧な勝利を狙う。だが、ステファニーは担がれた体勢からスルリと抜け出すと、独りマットに沈んだニッキーをよそにラケルを場外へ排除。そのままリング中央で倒れ込むニッキーを押さえ込み、漁夫の利を得る形で3カウントを奪った。

 技を決めたのはラケル、カウント3を奪ったのはステファニー。この予期せぬ幕切れにファンの声も敏感に反応。「ごっつあんゴール」「ナイス横取り」「上手い」「いい発想」と王者の機転を称える声が上がる一方、その狡猾なスタイルに丸め込み芸の女子プロレスきってのくせ者「(スターダムの)鹿島沙希がやりそう」や、懐かしいバラエティの比喩を交えた「横取り40萬や」の声も並んだ。パワーで圧倒した挑戦者が報われず、賢く立ち回った王者が果実を得る3WAYの妙味に、解説の堀江ガンツも「ラケルの勝利を横取りですけど、これもトリプルスレットマッチの正当な戦い方」と、ずる賢さを称賛した。

 この防衛で、ステファニー・バッケルが王者として2026年シーズンを迎えることが確定した。敗れたラケルにとっては、実質的に試合を支配しながら王座を逃した形となった。元来シングル戦の予定がニッキーの横槍で不本意な変更となった経緯もあり、今後の再戦要求に向けて来年へ持ち越す強力な動機を得た。(ABEMA/WWE『RAW』)

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