
拘束されたベネズエラのマドゥロ大統領について、アメリカのトランプ大統領は会見で「殺害する可能性もあった」と話しました。今後、マドゥロ大統領はどのように扱われるのでしょうか。拘束された後の様子も次々と映像が公開されています。
【画像】不向きな「満月の夜」に奇襲で実行されたアメリカの軍事作戦
満月の夜にベネズエラ攻撃
アメリカの自由の女神のすぐ近くを飛ぶヘリコプター。ここに、あの人物が乗っていました。
ニューヨークの麻薬取締局で両脇を抱えられて歩いているのは、ベネズエラのマドゥロ大統領です。
「グッドナイト。ハッピーニューイヤー」
3日未明、拘束された直後の写真。手錠だけでなく、目隠しとヘッドフォンもされています。その後、ニューヨークの拘置所に移送されました。
マドゥロ大統領が収容されている拘置所は高い塀に囲まれていて、ほとんど窓がない構造です。ハイリスクで、注目度の高い被告が収容されていることでも知られています。
マドゥロ大統領はアメリカに大量の麻薬を流入させた罪などで起訴されていて、複数のメディアによると、5日にもマンハッタンにある連邦地裁に出廷する見込みだと報じられています。
本来は奇襲に不向きとされる「満月の夜」に実行されたアメリカの軍事作戦。トランプ大統領はフロリダにある自身の邸宅で、リアルタイムで状況を見守っていました。まさに「電光石火」。3時間足らずの拘束劇だったようです。
「もし昨夜、私が目撃したものを見られたなら、きっと驚かれたでしょう。暗闇の中、カラカス市内の照明は我々の特殊技術によりほぼ遮断されました」
首都カラカスの上空を何台も連なって飛ぶ米軍のヘリ。これだけ無防備に低空飛行できるということは、ベネズエラの防空システムが全く機能していないことを意味しています。
「(Q.マドゥロ氏が抵抗した場合に殺害する可能性も検討していた?)その可能性はありました。彼はすべて鉄製でできた安全な部屋に入ろうとしました。しかし、彼はドアにたどり着けませんでした。なぜなら私たちの兵隊はとても速く、相手をとても速いスピードで倒したからです」
「米国がベネズエラ運営」
法的根拠を十分説明せず、主権国家のトップを実力行使で排除したトランプ政権。ホワイトハウスの目の前では、「ベネズエラに干渉するな!」とトランプ政権を批判する集会が行われていました。
一方、アメリカにいるベネズエラからの移民はこう話します。
「私はこう言いたいです。『ありがとう、ドナルド・トランプ』と。みんな自由に行動できます。自由の身で祖国に帰りたいです」
「2024年7月28日に大統領選挙があったのですが、その選挙ではマドゥロは敗北したのです。しかし、彼は結果を認めませんでした。その瞬間、まさに“独裁者”となったのです」
ベネズエラでは困窮や政治的な弾圧などから逃れようと、これまでに人口の4分の1にあたる800万人近くが国外に脱出しています。
トランプ大統領は今後、ベネズエラをどうするつもりなのでしょうか。
「安全で適切かつ賢明な移行ができるようになるまで、我々が国(ベネズエラ)を運営します。ベネズエラの人々のために良い考えを持っていない誰かが、ベネズエラを乗っ取ることになるような危険は冒させません」
(「グッド!モーニング」2026年1月5日放送分より)
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