アメリカのトランプ大統領は、ベネズエラが制裁対象となった最大5000万バレルの原油をアメリカに引き渡すと明らかにしました。
トランプ大統領は6日、自身のSNSにベネズエラの暫定政権が制裁対象となっている3000万~5000万バレルの原油をアメリカに引き渡すことになったと投稿しました。
引き渡された原油はベネズエラから船で直接アメリカの港に輸送された後、市場価格で販売され、収益はアメリカ大統領であるトランプ氏が管理し、アメリカとベネズエラ両国民の利益となるように使われると説明しています。
ロイター通信によりますと、トランプ氏は今週後半、ホワイトハウスで石油企業の幹部と会談し、老朽化したベネズエラの石油インフラの再建について協議する方針です。
一方、ウォール・ストリート・ジャーナルはトランプ氏がマドゥロ大統領の拘束の1カ月ほど前に、アメリカの石油会社幹部数人にベネズエラに大きな変化が訪れると示唆するメッセージを送っていたと報じました。そして「準備しておくように」と伝えたということです。
トランプ氏は3日の会見で、アメリカの石油大手が数十億ドルを投じてベネズエラの老朽化した石油インフラを修復し、「途方もない量の富」を採掘すると述べていました。
ベネズエラ政府は自国の原油埋蔵量をおよそ3000億バレルと推定していて、世界最大規模となります。ただ、生産量は1日あたりおよそ90万バレルで、世界の消費量の1%にも満たない水準です。(ANNニュース)
この記事の画像一覧
