
7日に開かれる日中の経済団体の新年会に、駐日中国大使が欠席することが分かった。レアアースを含む日本への輸出規制の強化も発表されるなど、影響が広がっている。
中国が日本への輸出規制強化
中国大使館
「呉江浩大使は出席しない」
これまで数十年続いてきた日中経済団体による新年賀詞交歓会が、異例の事態となっている。
例年は駐日中国大使が出席してあいさつしてきたが、7日に行われる新年会について、中国大使館側から、呉江浩大使の欠席が伝えられたという。
昨年の新年会で、その呉江浩駐日大使はこんなあいさつをしていた。
「中日関係が徐々に持ち直し、経済界を含め各界の交流・協力がますます盛んになってきている。中日双方は協力の潜在力を一段と掘り起こし、より高いレベルのウィンウィンを実現すべきだ」
日中のさらなる協力強化について言及していたが、今年は一変してしまった。関係者によると、これまで大使の欠席は記憶にないという。
関係が冷え込む日中関係。輸出規制の強化も新たに発表された。
中国商務省は6日、日本に対して軍民両用品の輸出規制を強化すると発表したのだ。
これには、精密機器などに使用される希少な鉱物資源、サマリウムなど7種類のレアアース関連品目が含まれている。
輸出規制の理由について中国側はこうコメントしている。
中国 商務省 報道官
「国家の安全と利益を守り、拡散防止などの国際的義務を果たすため」
この発表を受け、外務省の金井正彰アジア太洋州局長は6日、中国側に抗議。「我が国のみをターゲットにした今般の措置は、国際的な慣行と大きく異なり、決して許容できず、極めて遺憾」だとして措置の撤回を要求している。
(「大下容子ワイド!スクランブル」2026年1月7日放送分より)
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