
中国が輸出規制の対象とする可能性が出てきたレアアースについて、経済界から心配の声が上がる中、中国政府は日本から輸出している半導体の製造に使われるガスについても調査すると発表しました。
【画像】中国の商務公使「国交正常化以来、最も厳しい局面に直面」
レアアース規制撤回を要求
木原稔官房長官
「我が国のみをターゲットにした今般の措置というものは、国際的な慣行と大きく異なり、決して許容できず極めて遺憾であります」
日本に対し、レアアースを含む軍民両用品の輸出規制強化に踏み切った中国。日本の2024年のレアアース輸入先の中で、中国が占める割合は71.9%に上ります。
レアアースは身近なスマートフォンから戦闘機にも使われ、世界中で必要とされる数々の希少な鉱物資源です。
ニトリHD 似鳥昭雄会長(81)
「レアアースそのものは輸入していませんが、商品にはレアアースが入っているものはたくさんあります。日本の工場はレアアースを買ってるので、影響あるかと思いますが。まだ決まったことではないから、何とも言えないです」
すそ野の広い自動車業界からは…。
自動車部品大手
「レアアースを使用する部品が多い自動車産業全体への影響を懸念しております」
7日に行われた日中の経済団体が開いた新年会では、中国の駐日大使が異例の欠席。代わりにあいさつをした羅暁梅商務公使はこう述べました。
「国交正常化以来、最も厳しい局面に直面しています。深刻な事態です」
相次ぐ揺さぶり半導体にも
中国は台湾を巡る高市早苗総理の発言について改めて撤回するよう求めていて、7日にさらなる圧力をかけてきました。
レアアースに続き、半導体チップの製造に使われる原料について「日本からの輸入品が中国国内の生産に損害を与えている」として、不当に安く輸出したダンピングの疑いで調査に入ると発表しました。
ダンピングが認定されれば、追加関税が課せられます。
(「グッド!モーニング」2026年1月8日放送分より)
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