
10日から3連休ですが、今シーズン最強の寒波が列島を襲います。東京都内の団地を取材すると、電気代を気にして暖房をつけない人が多くいました。特に高齢の人は低体温症への備えが必要です。
【画像】室内の温度15℃ エアコンを使わないようにしている理由は?
室温15℃ヒーターでしのぐ
8日、東京都心の最低気温は-0.3℃、真冬の寒さになりました。東京・練馬区の光が丘団地では、一人暮らしのお宅へのパトロールが行われていました。
光が丘ボランティアの会
小山謙一会長(83)
「転ばないようにね。何かあったら相談して」
団地には、1800世帯4500人が暮らしています。そのうちの半数が65歳以上の高齢者で、およそ4割にあたる360世帯が一人暮らしです。
「きょうは見守りに来ました。どうもお邪魔します」
85歳の女性のお宅では、エアコンがついていませんでした。
「寒くなったでしょ。暖房をやっぱり使わないとダメだと思うんだけど、電気代高いからできるだけ使わないように我慢してる?」
年金生活者(80代)
「わたしはまだ、本当にエアコンは使わないようにしている」
電気代は月6500円。節約のため電気使用量が多くなるエアコンはつけず、必要な時に電気毛布や電気ファンヒーターで生活しています。部屋の気温は15℃ですが…。
「(ファンヒーターをつけていると)足元はあったかいんですよ。肩の方はちょっと寒くなるので、あったかい上着を(着ています)」
90代男性の年金生活者のお宅でも、電気代は月1万5000円。灯油ストーブをメインで使っていて、室温は20℃です。
「暖房は灯油ストーブでエアコンはもうつけてないの」
「(夜だけは)エアコンをつけているんだけど、あまり電気代が高いから使ってない」
小山会長によると、訪問する家の多くが電気代を気にしてエアコンを使っていないといいます。
「電気代はいつも話題になりますね。なんでこんなに高いのって。皆さん悩んでいますよ。これ以上電気代が上がったら、もう本当に家の中で凍死しかねない状態の人が結構多い」
低体温症 重症で死の危険
急に寒くなると警戒しなければいけないのが、低体温症です。室内にいる時にも起こりうるといいます。
軽症でめまいや寒気、重症化すると死に至る恐れがあり、発症者のおよそ8割が60歳以上です。
いとう王子神谷内科外科クリニック
伊藤博道院長
「室温を少なくとも20℃以上には保つように、あたたかく保温をして、湿度も十分に保つ必要があります」
(「グッド!モーニング」2026年1月9日放送分より)
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