
先週、個人向け国債の金利が過去最高を更新し、期間5年で年1.59%をつけました。大手銀行の定期預金より3倍以上の金利となっていて、投資家の人気が高まっています。
個人向け国債 金利1.59%
東京都内にある、りそな銀行。
りそな銀行 個人部
加藤翔馬さん
「件数でいうとかなり伸びておりまして、(前年比)およそ2倍に増えています」
それが「個人向け国債」です。先週発表された、今月分の金利は、「期間5年の固定金利型」が先月の年1.35%から、年1.59%に上昇。過去最高を更新しました。
発行が始まった2000年代から見ても、期間が「3年」「5年」「10年」の3商品すべてで、ここにきて、金利が急上昇しているのが分かります。
人気の理由は、通常の金融商品ではありえない、「個人向け国債」ならではの特徴にありました。
会社員(50代)
「安全資産という印象はある」
通常、社債などの債券を満期前に手放したい場合は、市場の状況によって元本割れすることもあります。
しかし「個人向け国債」は発行後1年経過すれば、いつでも国が元の値段で途中換金に応じてくれます。(※直近2回分の利子を差し引き)
「変動10年」にも注目
さらに、今もっとも注目すべきなのが、この「変動10年」です。一般に銀行の定期預金は、預けた時の金利が維持されます。
ただ、この「変動10年」では、市場の情勢に合わせて、半年ごとに金利の見直しが行われます。もちろん金利が下がってしまうリスクもありますが、現在のように日銀が利上げを続ける状況では、安心して金利上昇の恩恵を受けることができるのです。
現在の、大手銀行の期間5年の定期預金の金利は、年0.3%~0.4%ほど。「個人向け国債」は3倍以上です。
こうした中、新たな動きも…。現在は販売先を「個人」に限っていますが、来年から、「一部の企業」や「学校」「マンションの管理組合」なども対象を拡大する予定です。
(「グッド!モーニング」2026年1月12日放送分より)
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