“ホテル問題”で辞職…逆風の選挙戦 小川晶氏が勝利宣言 前橋市長選
この記事の写真をみる(14枚)

群馬県前橋市の市長選挙は12日に投開票が行われ、前の市長・小川晶氏が再選しました。既婚の男性職員とホテルに通っていた問題で辞職し、出直し立候補した小川前市長。支援者の前に現れ、声を震わせながら感謝を述べました。

【画像】“ホテル問題”で辞職…逆風の選挙戦 小川晶氏が勝利宣言 前橋市長選

投票締め切りと同時に歓声も

午後7時。投票閉め切りと同時に歓声が上がったのは小川陣営でした。

小川陣営の選対委員長
「万歳をしないで祝いたいという気持ちを尊重し、万歳はお預け」

小川晶氏
拡大する

小川晶氏
「本来であれば4年間の任期を務めるはずだったところ、途中で選挙をやらなければいけなくなってしまった。まずもって感謝を申し上げます。どうもありがとうございました」

勝ってもなお曇る表情。その真意とは。

“ホテル問題”で辞職…逆風の選挙戦

小川晶氏
拡大する

小川晶氏(去年9月)
「私が特定の職員と複数回ホテルに行ったことは間違いがありません。男女の関係はありませんが、誤解を招く軽率な行動だったと深く反省しています」

説明の場
拡大する

去年9月。この会見から前橋市の混乱が始まりました。既婚者である部下の男性とホテルに通っていたことが発覚した小川氏。批判が相次ぐ中、小川氏は市議全員に説明する場を2回設け、市民との対話集会も2回行い、続投に理解を求めました。

小川晶氏
拡大する

しかし辞職を求める声はやまず、退職願を提出。翌日、全会一致で可決され、市長の職を退きました。

そして行われることになった、市長選挙。

小川晶氏
拡大する

小川晶氏(先月)
「私の人生をかけて、次の市長選挙に再びチャレンジすることを決意した」

年が明け、仕事始めとともにスタートした1週間の選挙戦。小川氏は前回同様、子どもと教育に関わる政策を中心に訴えました。また、信頼回復を目指し、街頭演説では市民との対話も重視しました。

前橋市民
拡大する

前橋市民
「保守のこの地域から小川さんのようなエネルギーを感じる人が出てきた。どうしても(市長に)なってもらいたい」

小川晶氏(今月11日)
「自分自身が起こした出来事に対して、市民の皆さんに信を問う選挙だと思っています」

聴衆
拡大する

11日、最後の訴えには多くの聴衆が集まっていました。逆風の中で始まった選挙戦を戦い抜いた小川氏。つまずいたからこそ分かったことがあるとしたうえで、こう締めくくりました。

小川晶氏
拡大する

小川晶氏(今月11日)
「つらい時、挫折した時のつらさが分かるリーダーになって、本当の意味で皆さんに寄り添っていける社会をつくっていきたい」

「今後も説明を尽くしていきたい」

投票率
拡大する

そして迎えた投開票日。投票率は前回よりも7.93ポイント増加の47.32%でした。前橋市民からは。

前橋市民
拡大する

前橋市民
(Q.小川さんが再選した)
「小川さん。よかった。進歩的に福祉に力を入れて、色んなことを決めてきたんですよね。できたらそれを続けてほしい」
「悪い意味で有名になっている。いい意味で今度は有名になってくれれば、前橋市としても未来は明るいのでは」

予算
拡大する

ただ、今回の市長選にかかる予算は急きょ行われたことなどが影響し、前回よりも3割多い、1億3000万円が計上されています。

前橋市民
拡大する

前橋市民
「そういうので(税金)使われちゃうとっていうのはありますよね。上に立つ立場の人だったら、まずできないとは思うけど」

改めて説明責任について問われた小川氏は。

小川晶氏
拡大する

小川晶氏(今月12日)
「納得いかないのが、説明が足りないという意味か、説明している内容が信じられないのかというところで違ってくると思うが、今後も丁寧に説明を尽くしていきたい」

この記事の画像一覧
外部リンク
この記事の写真をみる(14枚)