
マスクを着用する機会が増える冬に注意をしたいのが口のにおいです。科学的データを用いた検査に最先端グッズなど、最新の口臭対策を取材しました。
「口臭検査」導入の歯科医院も
街の人(50代)
「電車に乗っている時とか、近くに人がいる時は(口臭)気になる」
「会話した時にちょっと気になる場面は何回かある」
「(Q.指摘はする?)できないです」
街の人(20代)
「さっきニンニクの入ったラーメン食べて、ちょっと入れすぎてニンニクを。電車で隣に乗っていた人が前の席に移動した。自分のせいかなと思った」
人と話す時に多くの人が気にかけている“口臭”。他人より、自分の口臭が気になるという人が多いようです。
インタビュー後も…。
街の人(20代)
「(口臭)大丈夫でした?」
冬はインフルエンザ対策などでマスクを着ける機会が増えるため、マスク内で細菌が増殖し、口臭が強くなりやすい傾向があるといいます。
都内にある歯科医院では、口臭を数値で確認できる「口臭検査」を導入しています。検査時間は5分ほどで、自分の息の中に、口臭の原因となる3つの物質がどれくらいあるかを知ることができます。
その中の1つが、歯周病原菌によって作られるガス、「メチルメルカプタン」。腐った玉ねぎの臭いとも言われる悪臭を放ち、濃度が高まると、体に悪影響を与えることもある物質です。検査で出た数値が高いほど「口臭が強い」ことになります。
普段、子どもから口臭を指摘されることがあるという番組カメラマンが検査を受けてみると。
渋谷青山デンタルクリニック 福島龍洋院長
「右の分類でいうと、一番上に緑の枠線が点滅しているが、一応、口臭を感じるっていう」
番組カメラマン(57)
「やっぱりそうだったんですね…。分かりました」
福島院長
「おいくつですか?」
番組カメラマン
「今57歳です」
福島院長
「唾液の量が徐々に落ちてくると、自浄作用とか抗菌作用とか、唾液の能力が絶対的な量が減ることで緩衝されにくくなる」
今すぐにできる対策は?
加齢とともに、唾液の分泌量が減ってしまうため、口臭が強くなりやすい傾向があるといいます。口臭が強くなりやすい人の特徴は他にもあります。
福島院長
「男女差でいうと、一般的に女性の方が口臭がよく出るとされている。歯周病原菌の中のプレボテラ・インターメディアという細菌がある。それが女性ホルモン、主にエストロゲンを好むので、その病原菌が増えると血管を拡張して腫れやすい口腔(こうくう)内になる」
生活習慣の改善に取り組むことで口臭も改善するといいますが、今すぐにできる対策もあります。
「舌苔(ぜったい)の部分がほとんどの口臭が原因とされている。歯ブラシで落とすと、やっぱり舌が傷つきやすくなる。舌ブラシという専用のものがあるから、それで基本的には白いものが出なくなるまで舌を磨いていただくと、舌苔は落ちますので。それだけでも口臭は改善する方がほとんど」
実際、口臭予防に舌ブラシを活用している人もいます。
街の人(40代)
「歯磨き粉の種類も色々変えてみたり。フロスとかオーラルケアを一通り試したりしている。舌磨きのブラシとデンタルフロスと、歯磨き粉を海外のものとか使っている。あちこちで買っています」
予防グッズに関心高まる
最近はこうした口臭予防グッズへの関心も高まっています。
街の人(20代)
「舌ブラシとか効果ありそうだなと思いながら見ている」
「シュッシュッてする(スプレー)。そういうのを持ち歩いて飲み会後とかに使っている。すっきり感はあります」
都内にある雑貨店では、オーラルケアに関するグッズをおよそ1000点販売しています。
売れている商品の傾向について聞いてみるとこう答えました。
ハンズ広報 青木玲さん
「持ち運びのできるものとか、マウスウォッシュのようなサッとケアできるようなアイテムが増えてきている」
歯磨き粉も人気商品の1つです。
「こちらは殺菌成分や抗炎症成分が入っているので、お口の中の環境を整えて、口臭や歯周病を防いでくれるもの。温感成分が入っているので、(口の中が)じんわりと温かく感じる歯磨き粉になっている」
こちらは、口臭予防につながるというタブレットです。
「口の中の乾燥などをケアして口臭をケアしてくれるタブレットです。口臭ケアもかなりアイテムが増えましたので、皆さんも色々自分に合った使い方でアイテムを選んでいただいている」
(「グッド!モーニング」2026年1月14日放送分より)
この記事の画像一覧
