リニア中央新幹線の開通に向け最大の難所となってきたリニア静岡工区をめぐり、静岡県とJR東海との間で大井川の水利用に影響が出た場合の補償が合意されたことについて、金子恭之国土交通大臣が23日、閣議後会見で「一つの節目だ」と述べた。
金子大臣は会見の冒頭、「リニア中央新幹線工事に伴い、大井川の水利用に影響が生じた場合の補償の対応に関して、静岡県とJR東海との間で合意に至ったと承知しており、明日1月24日、静岡県庁において確認書への署名・締結式が行われます」と述べ、締結式に水嶋智事務次官を派遣する方針を表明。
「あすの締結式はこれまでの大井川水資源に関する議論の一つの節目になるとともに、リニア中央新幹線の早期開業に向けた重大な課題であります静岡工区の早期着工に向け、静岡県とJR東海との間の議論をさらに一歩前進させるものと認識しております」と話した。
さらに記者から国の関わり合いや静岡工区の着工の見通しについて聞かれた金子国交大臣は「従前より、大井川流域の方々から国の関与の継続についてご要望があることも踏まえ、国土交通省が立ち会うこととしたものでございます」「静岡工区の着工時期は、静岡県とJR東海との協議により決まるものでありますが、静岡県とJR東海の間には、引き続き対話を要する項目が残っているため、国土交通省としては、モニタリング会議等を通じ、両者の間に入って、より一層の対話を促すなど、引き続き、一日も早い静岡工区の着工に向けてしっかりと取り組んでまいります」とも話した。(ABEMA NEWS)
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