個性ある味と香り「和紅茶」人気 生産拠点1000カ所に増加 急須で入れるのがオススメ
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 日本生まれの紅茶、いわゆる「和紅茶」の人気が高まっています。個性豊かな味と香りが若い世代の心をつかみ、全国の生産拠点は1000を超えています。

【画像】世界中でブームの抹茶 去年の輸出額は539億円で過去最高

急須で入れるのがオススメ

世界中でブームの抹茶 去年の輸出額
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 ここ数年、世界中でブームとなっている抹茶。貿易統計によると、去年の輸出額は539億円で、過去最高を記録しました。

 その抹茶に続く存在として、今注目されているのが、国産の茶葉を使った紅茶「和紅茶」です。

30代
「今、和紅茶にハマっていて、甘い感じで、香りがふわっとくる」

70代
「おいしい。香りも良い」

50代
「落ち着く感じ、ほっとする」

厳選した約20種類の和紅茶を取りそろえる店
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 東京・荒川区にある店では、フランスの紅茶専門店で経験を積み、独立した店主が厳選したおよそ20種類の和紅茶を取りそろえています。

TEAROOM Yoshiki Handa 半田貴規店主
「日本の紅茶(和紅茶)は、すごく調和させやすい。その土地の風土に合うように味を作る農家もいるので、和食や郷土料理に合いやすい」

急須でいれる和紅茶
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 店では、和紅茶を急須でいれます。ティーポットに比べて急須は容積が少ないため、温度が下がりやすく、甘みやうまみが引き出されやすいといいます。

 「ダージリン」や「アッサム」など海外の紅茶は比較的味や香りが画一的であるのに対し、和紅茶は生産者ごとに「個性がある」のが特徴です。

 飲み比べをした人(20代)に話を聞きました。

「静岡産の方がちょっと渋かった。熊本産の方はまろやかな感じ。場所で全然違うんだと思った。初めてこんなに一生懸命、紅茶を飲んだ。いつもミルクを入れるので、そのままで楽しむのも良いなと」

「今は8席しかなく…」
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半田店主
「今は8席しかなく(店に)来たが入れなくて、帰ってもらうことが多いので、2号店・3号店(のオープン)を視野に頑張っている」

生産拠点1000カ所に増加

和紅茶の生産拠点数
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 紅茶の生産者などでつくる地紅茶学会によると。2008年に95カ所だった和紅茶の生産拠点は、2023年には1000カ所を超えました。

お茶のカジハラ 梶原康弘代表
「全体の売り上げでいうと、和紅茶を始めてから3倍になっているんじゃないか」

和紅茶の生産で大きく伸びた売り上げ
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 熊本県の生産者は、釜炒り茶の消費が落ち込むなか、和紅茶の生産に取り組んだことで、売り上げが大きく伸びました。今では海外からの注文も多いといいます。

「今、日本全国で和紅茶の生産者がいて、レベルも高く、各県にすごい生産者がいる。ライバルもたくさんいるけど、その(味や香りの)違いを楽しめるのが和紅茶だと思う」

(2026年1月23日放送分より)

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