日本最大スカウトグループトップを奄美大島で逮捕 年間紹介料45億円受け取りか
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 警視庁が1年以上にわたって行方を追っていた、スカウトグループ会長の男が26日夜に逮捕されました。身柄が確保されたのは、東京から1000キロ以上離れた奄美大島でした。

【画像】裏社会で恐れられていた容疑者 知人が語る人物像

公開手配5日後に逮捕

小畑寛昭容疑者
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 警視庁から公開手配されていた、国内最大級のスカウトグループ「ナチュラル」の会長・小畑寛昭容疑者(40)。「ナチュラル」は一時1500人のスカウトマンが所属し、全国でスカウトした女性を風俗店などに違法にあっせん。年間で45億円に上る紹介料を受け取っていたとされています。

 警視庁は去年1月、小畑容疑者がスカウト行為を容認してもらう代わりに、暴力団員に現金60万円を支払った疑いで逮捕状を取り、1年にわたって行方を追っていましたが、捜査は難航。しかし、公開手配から2日後、有力な情報提供がありました。

鹿児島県の奄美大島から匿名の通報
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 「似ている人物がいる」と匿名の通報があったのは、グループが活動していた東京・新宿の歌舞伎町から1000キロ以上離れた鹿児島県の奄美大島。警視庁は捜査員10人弱を派遣して、26日夜に身柄の確保に踏み切りました。

 当時の状況について、警視庁担当の田中爽大記者はこう話します。

当時の状況について
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「発見された時は1人でいたとみられていまして、若干暴れるそぶりを見せて、逃げようとする様子もあったが、逮捕状を見せられると、『小畑寛昭である』と名乗っていた。風貌については、若干髪の毛が伸びていて、潜伏するためにカムフラージュした可能性」

「木山兄弟の兄」人物像は

 裏社会で恐れられる「木山兄弟の兄」と呼ばれていた小畑容疑者。番組が交流があった人物を取材しました。

小畑容疑者の知人
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「元消防隊員で身長は190センチ。『ヤクザにも一歩も引かない凶暴な男』といわれていたが、実際には170センチそこらで、私には腰が低く、礼儀正しい人物だった。奄美大島にゆかりがあるのは聞いたことがないが、小畑の周りにいた仲間が別の島に飛んでいるという話は聞いていた」

「この件については今は何も話しません」
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 取り調べに対して、小畑容疑者は「この件については今は何も話しません」と供述しているということです。

売り上げが暴力団の資金源になっていた可能性
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 警視庁は「ナチュラル」の売り上げが暴力団の資金源になっていた可能性があるとして、実態解明を進める方針です。

(2026年1月27日放送分より)

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