
今シーズン最強・最長寒波の影響が続く北海道では、雪の重みで家の天井が壊れるなど、生活に支障が出ています。
【画像】2日連続、冷たい床で夜を明かした旅行客も 2000人が空港連泊
2000人が空港連泊
4年ぶりに積雪1メートルを超えた札幌。吹雪がやんだ後に現れるのが、この雪の壁です。
女性は家の前に積もった雪が道路に崩れるのを防ごうと、家の敷地内に雪を積み上げています。スタッフも手伝いますが…。
女性
「(Q.こういうことですか?)こっちに飛ばないと」
「(Q.もうちょっと向こう?)じゃないと全部道路に落ちちゃう」
今季最強最長寒波の影響は、まだ大きく残っています。
新千歳空港では旅行客が2日連続、冷たい床で夜を明かしました。階段の段差を利用して器用に寝る人も。
空港に泊まった人
「とても混んでて、寝袋はもらえたが、下(に敷く用)のシートはなくて。でも寝袋だけでも寝られました」
飛行機が到着しても、その先の札幌までの鉄道もバスも動かない状態で、空港は“陸の孤島”となっていました。26日午後にJRは再開しましたが、乗り切れなかった人が続出し、2夜連続の空港泊を余儀なくされました。
27日もJRは運休や遅延が続いています。
「(Q.今帰ろうとしていた?)今帰りたい」
「25日帰る予定で」
「(Q.空港までたどり着けず?)まったく」
「ノーチャンスだよ」
「一生忘れないと思う」
札幌市内では除雪が続けられていますが、高速道路は現在も一部で通行止めが続いています。
道東の釧路市では、中心部を流れる川が、ここ数日凍り続けています。マイナス10℃を下回る冷え込みが、もう7日目です。
雪の重みで天井壊れる
雪の重みからか、天井が壊れ、水浸しとなったトイレ。
KANEMURA CEO 金子脩一さん
「中が漏水していた。トイレの天井が落ちかけてた」
屋根の上を見てみると…。
作業員
「ごみか、それ。氷?」
屋根の溝から取り除かれたのは、固い氷。札幌特有のスノーダクト屋根は、真ん中がへこんでいて、その溝からパイプに溶けた雪が落ちていきます。
しかしこの家は、スノーダクトに雪やごみが詰まり、つながるパイプも凍結により破損してしまったといいます。
金子さん
「冬になる前に、枯れ葉や砂などごみを取ると凍結しづらい。高齢者は上にあがれないので、そのままになるケースがある」
白菜スカスカ
一方、関東では、葉物野菜の生育に影響が出ていました。
大権商店 森輝夫店長
「キャベツ、白菜、レタス、干ばつと寒さで結球が甘い」
青果店ではレタス1個99円ですが、小さいものは袋に2個入れて同じ値段で販売しています。
森店長
「ちょっと軽すぎるのは、同じ値段で売れないので…。本来そういう作業はあまりしないんですけど」
畑へ行くと…。
鈴木農園 鈴木弘晃さん
「見てくれは大きいんですよ。押すとフカフカだったり。雨が降ってないから、もうひと伸び(足りない)。重量がのってこないと、出荷の規格に適さない」
中がスカスカで出荷に適さないという白菜。キャベツも小さいものが多いといいます。
鈴木さん
「拳のようになっていないし、玉にもなっていない。フカフカ」
通常のサイズと比べるとその差は歴然です。
古河市では27日を含め、25日間で1ミリも雨が降っていません。
鈴木さん
「乾燥の影響で玉が大きくならず、収穫ができない状況。この辺は廃棄になってしまう」
(2026年1月27日放送分より)
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