“構図変化”で4候補の激戦区に 衆院選2026・大阪16区
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衆議院選挙・大阪16区。前回の選挙で公明党から勝利をもぎ取った維新の現職に、中道・自民・参政の候補者が挑む、大阪屈指の激戦区となっています。

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日本維新の会・前 黒田征樹候補
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日本維新の会のお膝元・大阪。前回、この選挙区を制した黒田征樹候補(46)。朝から団地をくまなく回ります。

日本維新の会・前 黒田征樹候補
「既得権の方々、業界団体、そういうところから皆様のもとに権限を取り戻そうと思えば、色んな批判や反発があります。そういった抵抗と長年戦い続けてきたのが、維新の会の歴史でありまして」

衆院選2024
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おととし、維新・公明・立憲の三つ巴となった大阪16区。6万3000票取った維新に対し、公明は5万5000票、立憲は5万票余りを獲得しました。その公明と立憲は新党を結成し、候補を一本化。さらに自民・参政も加わり、保守分裂含みの乱戦となっています。

日本維新の会・前 黒田征樹候補
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日本維新の会・前 黒田征樹候補
「この12日間、本当に厳しい戦いになります。普通に数字の上で見れば、ダブルスコアの劣勢からのスタートになります」

黒田候補が訴えるのは、東京一極集中の打破です。

日本維新の会・前 黒田征樹候補
「国と地方の関係、これを変えていかないと、本当の意味での地方の再生は果たすことができないし、長年言われ続けている東京一極集中を打破する、地方を創生する、こういうことが実現できない」

街頭では根強い“維新人気”を感じさせる一幕も。

支持者
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支持者
「橋下さんの時から、ずっと応援してるさかいに」

日本維新の会・前 黒田征樹候補
「ありがとうございます」

候補者調整をしないことに決めた、維新と自民。“与党対決”となる現状については。

日本維新の会・前 黒田征樹候補
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日本維新の会・前 黒田征樹候補
「選択肢が増えていいんじゃないかな。高市政権を応援しているけれど、自民党も選べるし、維新も選べるし。我々側の切磋琢磨(せっさたくま)の話ですから、有権者にとってはいいんじゃないか」

中道改革連合・斉藤共同代表
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中道改革連合・斉藤共同代表が第一声に選んだのも大阪16区でした。

中道改革連合 斉藤鉄夫共同代表
「生活者ファーストの中道の政治を作り上げる」

前回、比例で復活当選となった森山浩行候補(54)。立憲民主党から新党に移り「食料品の消費税ゼロ」を訴えます。

中道改革連合・前 森山浩行候補
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中道改革連合・前 森山浩行候補
「食品の消費税ゼロさえも実現せず、はねつけておいて、選挙になったら自分たちも食品の消費税ゼロと言ってみる。こんなご都合主義ありますか。今、物価高対策、本当に進めていくためには我々が伸びるしかない」

北側一雄氏
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公明党“発祥の地”とも言われ“常勝関西”という言葉もある、大阪。森山氏は、公明党のベテラン・北側一雄氏と、この選挙区で激しく競い合ってきました。

中道改革連合・前 森山浩行候補
「私18年間にわたって公明党の皆さんと正面衝突、選挙を繰り返してきました。両陣営の支援者の皆さまの中に『許されへん』とか『複雑な思いがある』とか『なんでやねん』このような思いがあるのは痛いほど感じています。本当に申し訳ありません」

公明党を支持してきた人は。

公明党支持者
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公明党支持者
「お世話になりますって、ちゃんと謝って、ちゃんと言ったから、すっきりしたかな」

自民党・新 葉田治央候補
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自民党・新 葉田治央候補
「高市早苗総理、すごく頑張っています。高市早苗総理が就任されて、この3カ月で日本列島はすごく明るくなったと思いません?葉田治央をどうか高市早苗総理と働かせてください」

自民党・新 葉田治央候補
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公明党の連立離脱を受け、30年ぶりに候補を立てることになったのが、自民党です。新人の葉田治央候補(46)。両脇には高市総理のポスターが置かれています。

自民党・新 葉田治央候補
「高市早苗の秘蔵っ子でございますので、良かったらお姉さんもどうですか」

しかし、その高市総理は、第一声を維新の吉村代表と。連立相手への配慮からでしょうか。現状、応援に入る予定はないといいます。維新に対しては。

自民党・新 葉田治央候補
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自民党・新 葉田治央候補
「維新さんも『社会保険料を安くする』とだけしか言わない。もう具体論で戦わないとダメな時代じゃないんですか」

“130万円の壁”の引き上げ
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選挙戦では、扶養に入っている配偶者などに社会保険料の負担が発生する、いわゆる“130万円の壁”の引き上げを訴えます。

自民党・新 葉田治央候補
「葉田治央は年収130万円の壁を190万円に引き上げることを目指す。これを公約にしたいと思います」

参政党・新 池上和日子候補
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その葉田候補とエールを送りあったのは、参政党の新人・池上和日子候補(41)です。大阪で14人を擁立し、党勢拡大を図る、参政党。池上氏が国政選挙に臨むのは2度目となります。

参政党・新 池上和日子候補
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参政党・新 池上和日子候補
「本当に12日間後、この日本も、私たちの生活・人生、そして子どもたちの人生がどう進んでいくのかが決まってしまう。全ての人に会いに行ける時間はないから」

町に出ると。

支持者
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支持者
「応援しています。インスタフォローしています」

一方で。

抗議者
「差別排外主義の扇動はいけません」

党が掲げる外国人政策などに抗議を受けることも多いといいます。国民の税金負担率を下げることを訴えます。

参政党・新 池上和日子候補
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参政党・新 池上和日子候補
「とにかく国民の負担率が46%。これが高すぎて私たちが苦しんでいる。国民の負担率を35%に下げて、それを上限とする」

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