
海を眺める無料の絶景温泉に絶品の島グルメ。意外と近くて意外と知らない「東京の離島」はオフシーズンの今こそ大注目!そのワケは往復6500円で伊豆諸島を往復できる「ミステリーきっぷ」。そのヒミツは行き先不明!?普段の旅行とは違った楽しみ方ができる、期間限定きっぷはどう楽しむのか?
【画像】東京の離島 冬の魅力は…無料&絶景の「温泉アイランド」
絶景と島グルメ“東京の離島”
温暖な気候に加え、見渡す限りの大自然!さらに、自然と一体となれる絶景温泉の数々。そんな魅力満載の「東京の離島」は、冬の今こそおすすめだといいます。
その中でも、人気の島について聞くと…。
乗船客(60代)
「神津島。刺身・煮付け」
「漬け丼。おいしかったです」
乗船客(70代)
「神津島。それを食べたら全然違います」
都心から南におよそ180キロの神津島。圧倒的な透明度の海は、色鮮やかな魚たちを間近に見られる“天然の水族館”。
さらに、新日本百名山の島のシンボル「天上山」からは、伊豆諸島を一望できます。そんな神津島の、冬だからこそ人気の理由とは?
「星降る島」とも称される神津島。美しい夜空を守るために街灯を減らすなどの取り組みで、実は世界的に認められた「星空アイランド」。
観光客(20代)
「冬のほうが空気が澄んで星がきれいかなと思って来た」
これが神津島、冬の星空。澄んだ夜空に輝く「冬の大三角」は星空ファン憧れの景色。
観光客(20代)
「プラネタリウムみたいだった。周りに街灯がないから普段見えない星まで見えた」
観光客
「東京じゃないみたいで良かった」
空気が澄む冬の神津島は、まさに絶景のシーズン!そして、もう一つはずせないのが…。
観光客
「キンメの煮付け1500円じゃ食べられない」
「港にある食堂で食べました」
その噂のキンメとは?漁協直営の食堂に入ると、お客さんで大にぎわい!
店員
「お待たせしました。キンメのごはん大盛りの方~?」
こちらが毎日完売するという1番人気メニュー。キンメダイの煮魚定食。
神津島は栄養豊富な黒潮により、伊豆諸島屈指の魚の宝庫。特に冬はキンメダイに脂がのり最もおいしい季節。丸々一尾煮たぜいたくな一品が1500円。
島民(30代)
「その値段で食べられるのは島ならでは」
「キンメの島」ならでは。ほぐし身入りのコロッケや岩ノリを敷き詰めたごはんの上には、肉厚のキンメの切り身をたっぷりと…。
観光客(20代)
「刺身が分厚くてものすごくおいしい。ノリが敷き詰められていて、それが合っている」
さらに、こちらのレストランの1番人気は「地金目の土鍋ご飯」です。キンメダイのダシがふんわり香る、やさしい味わいの炊き込みごはん。土鍋で炊き上げた身はふわっふわです!
無料&絶景「温泉アイランド」
さらに「東京の離島」冬の魅力を聞くと、みなさん口をそろえるのが。
乗船客(50代)
「温泉入るのには寒い季節は良い」
東京の離島は見どころ満載の温泉が目白押し!例えば新島にはギリシャ神殿風の露天風呂。伊豆大島には夕日が美しい絶景温泉など。中でも伊豆諸島屈指の湯けむりアイランドが!
乗船客(60代)
「式根島。谷に下りていく感じで海に近いところに温泉がある」
それは神津島のお隣。都心から南におよそ160キロの式根島。
岩山の間を下った先に現れるのが、ウワサの「地鉈温泉」。湧き出す源泉は80℃とかなり高温ですが、潮の満ち引きで海水が混ざることで適温になります。ワイルド感あふれる秘湯です。
観光客(20代)
「湧いている!入ろう…アツッ!」
それでも、自分好みの温度の場所を見つければ。
観光客(20代)
「気持ちいいかも。良い!良い!ここ良い!めっちゃ気持ち良い」
「うわ~最高!」
「すごいですね、自然と一体になっている感じ」
まさに、大自然と一体になれる絶景温泉です。
リピーターイチオシ 式根島温泉
2カ月前にも来たばかりだという式根島のリピーター・ユミさん(50代)。イチオシの温泉を教えてもらいました。
巨大な松の木がシンボルの「松が下 雅湯」。
水着を着用しての男女混浴、24時間無料で楽しむことができます。目の前に広がる海を臨める、絶景温泉です。
ユミさん
「すいているので最高だなと。ここもハイシーズンだといっぱい入っていると思うけど、今貸し切りになったのでゆっくり入ろうかなと」
旅の楽しみといえば、島の食材をふんだんに使った豪華ディナー。ムロアジのフライや明日葉のサラダに、式根島で水揚げされた高級魚アカハタの煮付け。
ユミさん
「おいしい。民宿でここまでの尾頭付きのお魚はすごい」
往復6500円「ミステリーきっぷ」
そんな「東京の離島」、オフシーズンの今だけ、超お得なのが!
その名も「ミステリーきっぷ」。この船が行く伊豆大島・利島・新島・式根島・神津島の中でどの島で降りるのか分かるのは出発直前。
しかも、どの島でも、往復6500円均一!例えば1番遠い神津島だと往復2万4000円以上の運賃がなんと7割引という、超格安の期間限定きっぷなんです。
乗船客(30代)
「(Q.どちらに行かれる?)伊豆大島」
「(Q.伊豆大島になってどう思った?)やった~!」
というのも夜10時、竹芝を出た船は、翌朝に5つの島をハシゴし、お客さんはそれぞれ決まった島で下船して観光。その日のうちに船は再び客を乗せ夜7時に竹芝に戻ります。
つまり、遠い島へ行くほど運賃はお得ですが、滞在時間は短くなるユニークなきっぷなんです。
青木さん(50代)
「(Q.どちらに行かれる?)式根島に。式根島は自分の中の候補だった。やった~!って」
「ミステリーきっぷ」を利用して式根島に行くことになった青木さん夫妻。
「(Q.普通は行き先を決めて行く…)分からないほうが」
「それはそれでおもしろい」
式根島の場合、滞在時間はわずか2時間。果たして満喫できるのでしょうか?
まず、港にある観光案内所で情報収集。
観光協会スタッフ
「温泉はみなさん行かれる。道沿いで自転車を借りられる」
外周はおよそ12キロと自転車で周れるほどコンパクトな式根島。しかし、ここでちょっと問題が…。
青木さん夫妻
「GPSのボタン押しても来ない…。(※電波状況は地域・キャリアにより変わります)ダメだこりゃ…」
「アナログで行く…太陽の方向に向かっていけば」
「(Q.そういう感じ?)そうそうそうそう。いつもそんな感じ。方向が分からない時は」
お目当ての温泉処までは、太陽の方向に向かって走ることおよそ5分。
到着したのは、式根島のリピーター女性イチオシの24時間入れる「松が下 雅湯」。青木さん夫妻は滞在時間を考慮して、足湯をチョイス。
今月の平均気温はおよそ9℃と“常春の島”とも言われます。
「この後どうしましょうね~。ちょっと展望台のほう行って…」
観光協会おすすめのモデルコースは、伊豆諸島をのぞめる展望スポットや、名物グルメの食べ歩きですが…。夫婦は間近に海を感じながら時間いっぱい、のんびりサイクリングを楽しむことにしました。
「島の楽しみは波の音を聞いて…我々からすると非日常になる」
「(Q.また式根島に来たくなった?)もちろん、もちろん。お食事もしながら夜の風景とかね」
と「次回は泊まりに来ます!」と宣言。
滞在約8時間! 伊豆大島グルメ
一方、こちらの女性2人組の行き先は?
ネネさん(20代)
「伊豆大島と聞いて『おぉ!』とうれしかった」
滞在時間が最も長い8時間の伊豆大島で、2人のお目当ては…。
ハルカさん(20代)
「ごはん屋さんだよね、私たちはね」
「(Q.食べたいものは?)お寿司食べたいと言っていた」
伊豆大島のご当地グルメを夢見て、船で揺られること8時間。到着するのは夜明け前の午前6時。
戸井商店
「ぜひ行ってほしいのは牧場。ソフトクリームがおいしいので、ぜひ行ってみてください」
滞在時間が最も長い8時間の伊豆大島は、さまざまな楽しみ方ができるのが魅力!2人はさっそく腹ごしらえに…。
まずは島の名物!メダイなどの地魚を島唐辛子入りのしょうゆに漬けこんだ「べっこう握り」。
さらに、伊豆大島で水揚げされた今が旬の伊勢海老をまるごと1尾使った天丼セット!伊勢海老本来のうまみを生かし、さっぱりめの甘辛ダレで仕上げています。
さらに伊豆大島は、中央にそびえる「三原山」や日本で唯一の“砂漠”など、火山が生んだ大自然を間近に感じられる絶景スポットの宝庫!
長さ600メートル以上、高さおよそ24メートルの「地層大切断面」。100回以上の噴火が作り出したまるで巨大なバウムクーヘン。
時間はたっぷりあるので、グルメのおかわりも!
牧場の直売所では、大島牛乳のソフトクリームが名物。しぼりたてならではの濃厚な味わいが特徴です。
伊豆大島8時間旅行、いかがでしたか?
ハルカさん
「(往復で)5500円だよ?普段行けないところに、この金額で行けるのはありがたい」
※12月取材時の価格
「滞在30分」の旅が人気!?
「ミステリーきっぷ」を利用(20代)
「さっき新島と言われて新島に行きます。船旅も非日常で良いかなと」
普通の旅とは違った魅力がある「ミステリーきっぷ」。
「ミステリーきっぷ」を利用(30代)
「『ミステリーきっぷ』で神津島。滞在が30分」
「(Q.その30分どうする?)下りてワ~ッっとやってストレス置いて船に戻る」
最も遠い神津島は、滞在時間30分。
同じ職場で働く2人。写真を見せてもらうと港ばかり。神津島での思い出を一つでも多く残そうと港を駆け回ったとか!
(2026年1月29日放送分より)
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