
冬に観光客が増える新潟県の越後湯沢駅周辺で夕食がとれないという問題が起きています。JRは新幹線を使って、東京から駅弁を輸送する対策を始めました。
夕食探し回る人が急増
1日に番組が訪れたのは、スキー客でにぎわう新潟県湯沢町。越後湯沢駅付近の飲食店はどこも大混雑。1日の湯沢町の最低気温はマイナス8℃。並んでいる人はこのように話します。
「けっこう寒いですけど、1時間くらい並んでいるかも」
飲食店の混雑について、地元の人はこう話します。
「多い時は、この辺に人があふれて『ごはん屋さんどこかないですか?』って聞かれる。週末なんかは『どこも断られちゃって』って」
冬の越後湯沢駅は、スキーやスノーボード客でにぎわいます。元々、駅周辺の飲食店は多くありませんでした。その状況の中で、近年訪れる外国人観光客が外食を好むことに加え、経営者の高齢化などを背景に夕食を提供しない「素泊まり」の宿も増えています。その結果、夕食がとれる店を探し回る人が急増しているのです。
土日限定で販売
この問題を解決しようと今年からJR東日本が始めたのが駅弁の販売です。
CoCoLo湯沢店 古川智志課長
「上越新幹線を活用し、東京駅から駅弁を運搬し『CoCoLo湯沢 がんぎどおり』で土日限定で販売」
新幹線で東京から運ばれてくる駅弁は9種類200個です。
駅弁を積んだ新幹線は、午前9時すぎに東京駅を出発し、午前11時すぎにガーラ湯沢駅に到着。そして午後5時から、越後湯沢駅前の駅ビルで販売されます。
駅弁を購入した客はこのように話します。
「(飲食店が)40分待ちだったので、こちらで間に合せようかなと。新幹線の時間もあるので」
「お店が混雑していて、駅弁を新幹線の中でゆっくり食べたいから」
200個用意された駅弁は、販売開始からおよそ2時間ですべて売り切れました。この新幹線で運ばれる駅弁は、今月いっぱい土日限定で販売される予定です。
(2026年2月2日放送分より)
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