恵方巻きに「1000円の壁」 1本丸ごとパクリ…コメ高騰でハーフサイズが人気
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 3日は節分。定番の恵方巻きにもコメ高騰が直撃しています。取材で見えてきたのが「1000円の壁」です。

【画像】分量減って…ちょっと寂しい恵方巻き

コメ高騰ハーフサイズ人気

「ハーフサイズ」の恵方巻き
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 節分の定番となった恵方巻き。今年の恵方・南南東を向いて、無言で太巻きを丸ごと一本食べることで、福を逃がさず取り込むというもの。多くの人が手に取るのは「ハーフサイズ」の恵方巻きです。

買い物客(50代)
「大きすぎて、1本は無理かなと。食べきれないと困る」

買い物客(40代)
「丸かぶりをして残すのはよくないのかなと。食べきれるサイズ、子どもも。値段的にも手頃で」

恵方巻きの平均価格
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 去年、原材料の価格高騰を受け、恵方巻きの平均価格は、初めて1000円を超えました。今年はさらに、およそ10%を超える値上げとなっています。恵方巻きには、客側と店側が意識する「1000円の壁」があるようです。

買い物客(20代)
「(Q.(恵方巻きに)いくらまで出せますか?)なんとなく1000円。桁が変わるだけで少し高いなと感じる」

買い物客(30代)
「普段売っている海鮮巻きは、そんなに高価なイメージではないので。1食1000円超えると、少しぜいたくしすぎかな」

高騰のコメ減らして値下げ

 選ぶ基準に「1000円の壁」があるようです。この壁は店側も意識しています。

角上魚類 寿司開発指導課SV
石川裕之さん

「(Q.ご飯の量は今回どれくらいなのか?)去年までは(コメ)250グラムでやっていたが、今年は(コメ)200グラムでやっている」

850円のハーフサイズ
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 角上魚類の「海鮮恵方巻き」は、具材は変えずにコメの量を50グラム減らしました。それでもハーフサイズは去年から50円値上げしていますが、850円です。

「1000円の価格帯を超えてしまうと、客がどうしても買い求めにくい部分があるので、1000円以下という商品のラインは超えないようにする」

 ハーフサイズは1000円以下が多いこともあり、去年は1本の恵方巻きのおよそ2倍の売り上げがあったそうです。そのため、ハーフサイズの種類を増やしたといいます。

「1円でも安く、品質を落とさないことが考え方でもあるので、そこの価格帯は守っていきたい」

イオンの恵方巻き
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ライフの恵方巻き
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 他にも大手スーパーのイオンでは、およそ7割の商品を1000円以下で展開。また、ライフでもさまざまな種類を楽しみたいという声に合わせて、1000円以下の商品も多くそろえています。

(2026年2月2日放送分より)

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