自民VS中道“一騎打ち”激しい競り合い『北海道8区』大越キャスターが取材
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8日に投開票される衆議院選挙。大越健介キャスターが、函館市などからなる北海道8区を取材しました。

自民VS中道“一騎打ち”激しい競り合い『北海道8区』大越キャスターが取材

かつて“民主王国”とも呼ばれた北海道。この8区でも、民主党の流れをくむ候補が議席を守り続け、今回は、中道改革連合として、経験豊富なベテランが7回目の当選を目指します。そこに挑むのが、前回、比例復活で初当選した自民党候補です。

当選6回の中道改革連合・逢坂誠二候補(66)。

大越健介キャスター(1日)
「逢坂さんの街頭演説、何度目かなんですけど、スーパーマーケットの前で街頭演説する場面が目立ちます。直接、暮らしに関わる消費税の問題、物価高にどう対処するのか。生活者の目線で訴えているのが特徴です」

中道改革連合 逢坂誠二候補(1日)
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中道改革連合 逢坂誠二候補(1日)
「消費税、食料品にかかる部分8%からゼロにする。しかも、期限を定めないで、8をゼロにするんだということ」

中道改革連合 逢坂誠二候補
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逢坂候補は、立憲民主党では代表代行などを歴任。現在、党の要職を務めるベテランです。

逢坂候補が、物価高や地域振興と並んで取り上げるのが、高市政権の“安全保障政策”に対する姿勢です。

中道改革連合 逢坂誠二候補(1日)
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中道改革連合 逢坂誠二候補(1日)
「実は、重要な論点があるんです。それは平和です。高市さんは『核を持たない』『作らない』『持ち込ませない』、いわゆる非核三原則を見直す、そういう方向をにじませている。高市さんに非核三原則、守りますか?と聞いたら、『守る』と言わないんです」
「殺傷能力のある武器、これも輸出全面解禁というような方向へ進むかもしれません」

大越健介キャスター(1日)
「安全保障政策の転換点だと訴えています。非核三原則が、これから蔑ろにされていくのではないかといったことの懸念を強く訴えていて、この平和を守っていくための逢坂さんなりの主張、考え方というものを訴えています」

それは“平和の党”を掲げている公明党とも重なる主張です。

公明党支持者
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公明党支持者
「公明新聞にもしっかり書かれて、上の方からもしっかり説明があったので、『よーし』と。平和を願っているので、それしかない」

逢坂候補に、訴えるわけを聞きました。

中道改革連合 逢坂誠二候補(1日)
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中道改革連合 逢坂誠二候補(1日)
「(Q.“安全保障の問題”について)高市さんの心の中にあるのは、非核三原則を見直すといったこと。あるいは、専守防衛から積極防衛という言葉だったと思うが、そういう方向への転換ということになる。今後の安保政策の分かれ道、分岐点に立っている選挙なのだと。こういう論点なんだと明確にして、一票を投ずるというのが、あるべき民主主義の姿だと思う。本人は、隠していないかもしれないが、多くの国民には伝わっていない」

対するのは、自民党前職の向山淳候補(42)。

自民党 向山淳候補(先月27日)
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自民党 向山淳候補(先月27日)
「高市早苗内閣が発足してからガソリンが25円下がる。1月から電気ガス料金も下がる。子どもの手当が2万円出る。さまざまな施策、矢継ぎ早に出しています。このスピード感、そして、実行力こそが、いまの日本に必要なことであります」

自民党は、次々と応援を投入します。

麻生副総裁が到着
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大越健介キャスター(先月31日)
「副総裁が到着しました。小林政調会長も登壇していますので、高市執行部、この選挙にかける相当な意気込みを感じます」

麻生副総裁も言及したのが、安全保障のあり方です。

自民党 麻生太郎副総裁(先月31日)
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自民党 麻生太郎副総裁(先月31日)
「防衛をやるためには力がいる。しかし、力があっただけじゃだめだ。その力を、いざとなったら使うという国民的合意をリーダーとしてやりきるという人が、リーダーに必要なんです。少なくとも中道って、いざというときは、どっちにするんです?守るんですか、守らないんですか。防衛費は使うんですか、防衛力は使うんですか」

候補者自身は、どう考えているのか聞きました。

自民党 向山淳候補(先月31日)
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自民党 向山淳候補(先月31日)
「(Q.“平和をつくる” 手法の違いは)私は、これだけいまの安全保障環境が厳しいなかで、現実的な抑止力を高めていくということが、我が国を守ることだと思っている。安全保障3文書の改定は、いままでサイバー攻撃が中心でなかった部分も見ていかないといけない。高市政権が進めようとしている政策は、現実的な安全保障を考えたときの、必要な手だと思っている」

向山候補は、街頭で地域の活性化に重きを置いて訴えます。

自民党 向山淳候補(先月27日)
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自民党 向山淳候補(先月27日)
「この地域が、いま、一番戦っている危機は人口減少。若い方々が集う。ここにくれば素晴らしい街だと。賃金が上がるような地域をつくりたい」

さらに、今回、向山陣営には、強力な支援者が加わりました。

大泉潤市長
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函館市の大泉潤市長。俳優・大泉洋さんの兄で、函館市内で絶大な知名度を誇ります。大泉市長は、逢坂候補の支援を受けて当選しましたが、今回、向山候補の支援に回りました。

自民党 向山淳候補(先月31日)
「みなさまにお約束したこの地域のために働く。そのために全力を尽くしてきた。働いて、働いて、働く内閣。だから、私もその一端として、1年生、女性、何も関係なく、政府の役職を持って、しっかり政権を支えていきます」

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