衆議院選挙の投票日を前に、SNS上ではフェイク情報があふれています。自らの「一票」を守るための行動をとるようイギリスの専門家が呼びかけています。
去年12月、イギリスで拡散された偽の動画です。演説をしているのは、イギリスのスターマー首相。本人そっくりの声で、「クリスマスの装飾をする家庭に税金を課す」という、架空の政策を謳っていますが、よく見ると音声と口の動きが一致していません。
立田祥久リポート「拡散された動画はAIで作られた可能性が高い。そう特定し、ホームページで発信している団体があります」
2010年からロンドンを拠点に活動する民間のファクトチェック団体「フルファクト」。
イギリスの選挙委員会からも、「真偽不明の情報に出くわした際に参照すべき団体」として公認されています。そんなプロ集団も、AIの発達には目を見張ると言います。
フルファクト マーク・フランクルさん「技術の進歩により状況は複雑化しています。近い将来、AIによって生み出されたものの真偽を確かめることが非常に難しくなる段階に達するでしょう」
選挙期間中は、特定の候補者を陥れるようなフェイクニュースが特に増えると指摘しています。
フルファクト マーク・フランクルさん「何かを急いで共有したりコメントしたりせず、一度立ち止まってください。画像や動画、文章をしっかり見て、すでに知っている情報と比較してください」
正確性が判断できない場合、情報の投稿や拡散を安易にしないことが、民主主義を守るうえで大切だと呼びかけています。(ANNニュース)
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