
週末には全国的に強烈寒波が予想されています。青森では除雪しきれなかった雪の上にさらに雪が降ることによる“新たな危険”が迫っています。
さらなる雪で危険な“重い雪”に
勢いよく吹き付ける雪。のれんも風によってあおられます。
発達した低気圧の影響で、北海道は朝から猛吹雪に。宗谷岬では一時、最大瞬間風速35メートルを超えるなど、今シーズン一番の暴風が吹き荒れています。
青森市は再び雪が降り、最深積雪は131センチメートルを記録。時折、強風も吹き…倒れないよう、お互いを支えます。
飲食街の建物は雪の重みの影響でしょうか、外壁にはひびが入っていました。
近くに住む人60代
「雪庇(せっぴ)が風でまくれて、ああいうのが落ちてきている。屋根いっぱいに(雪が)10トン近く。(このままだと)亀裂というか、倒壊になりますね」
固められた雪で道路状況は最悪です。車内は前後左右に揺れている状況で、タイヤが横に滑るような状況でした。
雪にはまり、スタックしたトラック。後ろから車が来ますが、すぐに引き返します。
ドライバー
「去年もひどかったですけど、それ以上の気がしますね」
こちらもトラックがスタックし、身動きが取れなくなりました。
大人5~6人で車を押しますが、ビクともせず…。そこで近くに勤める人が助け舟を出します。
チェーンロープでスタックしていたトラックと軽自動車がつながれた形になりました。
そして、トラックが牽引(けんいん)されてスタック状態から抜け出しました。
青森市内では、倒壊する建物が続出。この数日の暖気で固められた雪で道路は…。
幸畑団地地区まちづくり協議会
張山英和事務局長
「これマンホールです。誰かが作ったわけでなくて、自然にマンホールがあるからここだけとけてしまって、これがスタックになる原因」
建物が倒壊 落雪で命の危機も
さらに危険なのは屋根に重くのしかかる雪です。
張山事務局長
「水分含んで凍って、氷の塊で重みが増して、ある程度積もると雪が落ちるが暖かい日がなかった。湿って雪が冷えて硬い雪がどんどん重みを増す」
屋根に積もった雪がここ数日の温かさで圧縮されて「しまり雪」に。5日はその上に、シャーベット状の雪が降り、雪自体の重さが増し落雪や倒壊のリスクがより高まっています。
凍った雪は1平方メートルあたり最大で重さ500キロにもなり、直撃すれば命に関わります。
積もっていたであろう雪の重みで玄関の屋根が落ちてしまっています。屋根からはがれたサッシが折れ曲がっています。
通報した人
「午前5時ごろすごい音がして、うちかと思ってみたら、空き家の屋根が落ちていた。屋根がゆがんでいたから『やばいな』と思って」
張山事務局長
「週末大寒波が来ると同じようなことが起きて、そのあと一気に気温が上がる予想。また起きます」
大雪のエリアは週末にかけて全国に広がり、関東でも積雪に注意が必要です。
(2026年2月6日放送分より)
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