都心3cm積雪 箱根では路面凍結で事故続出 「ブレーキ利かず」スリップ
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 今シーズン最強寒波は8日午前にピークを迎えています。東京都心では3センチの積雪を観測しました。観光地の箱根では、路面凍結でスリップして事故を起こす車が続出。大混乱となりました。

【画像】屋根から落ちてきた雪で…宙づりになったエアコンの室外機

鳥取県に“顕著な大雪”情報

六本木の歩道は一面真っ白
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 8日朝の六本木の歩道は一面真っ白に。車にも厚みのある雪が積もっています。

鳥取県では記録的な大雪
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 そして、鳥取県では記録的な大雪になっています。8日午前7時までの6時間に、鳥取市吉方で30センチの降雪を観測し、気象庁は8日午前に顕著な大雪に関する気象情報を発表しました。

 東京都内の雪。7日から、降ってはやんでを繰り返しています。

 多くの人が行きかう渋谷でも、雪が舞いました。

20代
「東京だとあまり雪は降らないので、珍しいなと」

手すりもあっという間に真っ白
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 都心よりも気温が低い八王子市では、昼過ぎから雪が降りました。手すりもあっという間に真っ白。今シーズン一番の寒さとなりました。

子どもたちは大はしゃぎ

 八王子よりもさらに西、東京の山間部では…。

 7日正午過ぎの奥多摩駅前は、地面に雪は積もっていませんが、だんだんと降り方が強くなってきました。傘には雪が積もっています。

東京・奥多摩町
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 昼ごろから、大粒の雪が降り始めた奥多摩町。手元の温度計は、0℃を指しています。路線バスの乗客もいつもより少ないと言います。

バス関係者
「道路が通行止めになってしまうと(バスも)走るわけにはいかないので。ちょっと心配ですね」

 ガソリンスタンドの従業員も対応に追われます。

従業員
「もしもし。はい、灯油ね」

 暖を取るのに欠かせない灯油。朝から、配達の問い合わせが鳴りやみません。

「灯油をきょうは運んでもらえますか?と。雪、こんな天気だけど運んでもらえますかと(客が)心配しているわけです」

 標高がさらに高い奥多摩湖周辺では、雪が積もり、つららができている場所もありました。子どもたちは大はしゃぎです。

「(Q.何をつくる?)これを、ここにおいて、もう1個」
「ここにおいて。できた!雪だるま!」

雪だるま
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 石で目と鼻をつけて…さらにかわいく!一方、車を運転する大人は不安でいっぱいです。

立川市から
「やっぱり慎重に運転はして。積もる前に帰りたいと思っています」

 東京都心の雪は8日の昼までにピークを迎え、数センチの積雪が予想されています。

箱根 路面凍結で事故続出

箱根は朝から一面の銀世界
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 関東屈指の観光地・箱根は朝から一面の銀世界となりました。

静岡県から来た人
「自宅の方は雪が降らないので、こっちに来てびっくりした。温泉は絶対気持ちいい」
「(Q.子どもはいくつ?)1歳です。(子どもは)初めて雪を見た。いい経験」

 夏まっさかりのオーストラリアから来た女性はこう話します。

「オーストラリアの気温は40℃くらい。あすの予想は氷点下と見た。人生で一番寒いです。作りかけの雪だるまがあった。1段足して完成させました」

オーストラリア人の雪だるまのイメージは3段
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 オーストラリア人の雪だるまのイメージは3段重ねだそうです。

「(Q.日本の雪だるまは2段が主流です)本当に!?」

都心3cm積雪 箱根では路面凍結で事故続出 「ブレーキ利かず」スリップ
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 午後も雪は降り続き、箱根は午後4時までに14センチの積雪を観測。そのため、山道では多くのスリップ事故の110番通報があったといいます。

14センチの積雪
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 番組の取材中にも。坂道の路肩には、パトカーとともに複数の車が止まっています。一体何があったのでしょうか。

追突された人
「赤信号で止まっていたら、下り坂で後ろからノーマルタイヤの軽自動車が突っ込んできて」
「(Q.ご自身は対策していた?)そうですね。みんなが気を付けないとダメ。個人で気を付けても」

 さらに、新たに事故が発生しました。車が横に2台連なっている状況です。別の事故処理で来ていた警察官が近くに駆け寄りました。

 事故を起こした人は埼玉からやって来たといいます。

埼玉県から 運転手
「スピードは出ていないが、ブレーキ踏んだら利かなくて、そのままずるずる走って」

 坂道をゆっくり下る途中でブレーキが利かなくなり、赤信号で停車していた前の車をよけようとして、道路脇の壁にぶつかって止まったといいます。

「(Q.タイヤは?)ノーマルで来てしまった。普段こっちに来ないこともあり、雪が降るらしいと。でもちょこっとなら大丈夫かと」

 ほかにも、ノーマルタイヤで滑ってしまい、急いでチェーンの装着をする車もありました。

交通機関マヒで混乱

箱根登山バス ほぼ運休
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 公共交通機関も雪の影響で大きく混乱。箱根登山バスは7日午後2時半から、箱根湯本駅より上を走る路線がほぼすべて運休になりました。

 タクシーも混み合い、移動手段をなくした人が続出。特に、外国人観光客の姿が目立ちました。

スペインから来た人
「ホテルに戻りたいのですが、手段がありません。日本語を話せないので、電話でタクシーを呼ぶこともできない」

 女性はタクシーの電話予約ができず、この場所で2時間待っているといいます。

 番組スタッフが、代わりにタクシー会社に電話しました。

「(Q.1時間以上ですか。OK?)プリーズ、プリーズ、プリーズ」

 なんとか1時間以上先の予約をとることができました。

タクシーを諦める人も
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 一方で、タクシーを諦める人もいました。

中国からの親子
「ホテルまで歩きます。8キロです。2時間かかります」
「(Q.8キロ歩く体力は?)ないです」

「除雪追いつかない」

 平年のおよそ2倍の積雪量となっている青森市を再び寒波が襲っています。

倒壊した建物
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 雪の重みで倒壊した建物に容赦なく降り積もる雪。住宅地では至るところで建物が押しつぶされていました。

エアコンの室外機が宙づりに
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 雪の重みで軒先が破損しています。アパートではエアコンの室外機が宙づりに。屋根から落ちてきた雪の衝撃が原因のようです。

住民
「除雪2時間ぐらいやって出かけて、また帰ってきたら除雪でみたいな感じで。もういくら除雪しても追いつかないぐらいですよ」

(2026年2月8日放送分より)

テレ朝天気

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