“極寒の箱根”凍結で事故多発 夜通し立ち往生も
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 8日の積雪に続き、各地で今シーズン一番の冷え込みとなった9日。観光地・箱根では、スリップ事故や坂道での立往生が相次ぎました。

【画像】 巨大な雪の塊が直撃 東京・南青山

巨大な雪の塊 直撃

東京・南青山
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 ドライブレコーダーの映像は、午前11時前。ブランド店が軒を連ねる東京・南青山です。右手に、ブルーシートを広げる人だかりが見えてきた次の瞬間、地上を歩いていた人に巨大な雪の塊が直撃したのです。

目撃した人
「晴れて時間経っているのに、今ごろ上から氷の塊が落ちてくるとは。びっくりした」

 撮影されたそばには高層ビルがあります。

撮影場所
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「氷の塊を直撃を受けて、道路に伏せる感じで倒れていた。ルームミラーを見る限り、自力で立ち上がろうとしていた。命に別状はないのでは」

凍結で事故多発

神奈川・箱根
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 人気観光地も、まさかの事態に見舞われています。 8日の雪が姿を変えて、関東を襲っていました。

ドライバー
「(Q.何をしている?)タイヤのチェーンをつけている」
「(Q.タイヤはスタッドレス?)スタッドレスです」
「(Q.スタッドレスにさらにチェーンを?)チェーンを(凍結が)やばいんで」

 箱根に入ったドライバーが危機感を口にするのには理由があります。

 目の前にトラック1台が停車しています。反対車線にも1台のトラックが停車しています。恐らくスタックしたものと見られます。

 坂道で立往生したトラックのドライバーに話を聞きました。

スタックしたドライバー
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「一般道が全部通行止めで、ここしか空いていなかった。渋滞なのと一般の車がノーマル(タイヤ)が多くスタック」
「(Q.結果的に渋滞にはまった?)車体がつるつる、滑って滑って滑ってこうなった」

 8日午後10時に道路上で動けなくなったといいますが、この時点でおよそ10時間が経過していました。

「(路面の凍結が)溶けるまで待っている」
「(Q.食料は大丈夫?)持っていない。ここまでひどくなるとは思っていなかった」

事故“発生の瞬間”

「路面が凍結」
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 立往生するのはトラックだけではありません。

スタックしたドライバー
「路面が凍結していて登れなくて結局、午前0時からここにいる」
「(Q.まる一日ここに)そうです」

電柱に食い込んでしまった車
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 8日に一時20センチ超える雪が積もった箱根では、事故も多発。止まり切れなかったのか、電柱に食い込んでしまった車もありました。

 8日、箱根の坂道で撮影されたドライブレコーダーの映像です。記録されていたのは、まさにワンボックスカーが坂を滑り落ちてこようとする瞬間でした。

 撮影者は衝突を回避したということです。

「車中泊をした」

 8日の雪の影響で、東名・新東名高速では神奈川県、静岡県の県境周辺などで通行止めが発生。8日午前から始まり、9日午後4時現在でも解消されていません。

一般道は大渋滞
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 高速の一部区間が封鎖されたことで、一般道は大渋滞でした。

渋滞に巻き込まれた人
「車が100キロ以上渋滞して、もうすぐ24時間が経とうとしている」

大井松田IC付近から脱出できず
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 8日の昼過ぎに都内から名古屋に向けて出発した男性は、9日も大井松田インター付近から脱出できていません。

「最初はずっと(一般)道路で渋滞中。前の車の末尾について待っていたが、ガソリンも減り、食べられないしトイレにも行けないので、コンビニに入って食料を買ったり、トイレを使わせていただいて車中泊をした。ここまで長い時間閉じ込められるというか、何もできないとは想像できなかった」

(2026年2月9日放送分より)

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