10日、中道改革連合の小川淳也氏が『ABEMA NEWS』に出演し、選挙結果の受け止めや代表選への想いについて語った。
中道改革連合の野田・斉藤両共同代表は、8日の衆院選で118議席を失い49議席にとどまった責任を取り、辞任の意向を表明している。
新代表を巡り、党内では小選挙区で勝利した泉健太元立憲代表や元立憲幹事長である小川氏を推す声が上がっている。代表選への対応を問われた小川氏は「常々そういう決意と覚悟を持って政治活動をやってきたことは事実だ」と述べつつも、具体的な立候補の言及については「憶測が飛ぶ発言は控えたい」と慎重な言い回しに終始した。
今回の選挙結果について小川氏は「最悪の想定を割り込んだ」と厳しい表情を崩さなかった。支持されなかった理由として、高水準な内閣支持率による「天井の伸びしろのなさ」と、急な新党結成による「足元の流動化」という「二重苦」を挙げた。旧立憲民主党系議員が軒並み落選した現状には「ここまで最悪の事態は想定せずに、合併なり合流なりを優先するにあたって必要やむを得ざる判断をしたんだろうと想像はしますが、結果がこうなった以上、党内に複雑な思いが生じるのは当然だろう」と述べた。
「もし小川氏が党の代表だったら中道改革連合を作っていたか?」という質問には「一般論になりますが、左右の極論が蔓延りつつある世の中において、いわゆる中道って、本当は自分で主張することじゃなくて、他者の評価なんですよね。だから、あんまり自分で中道と言う必要はないんですけど、それでも『穏健な真ん中の道を行きたい』と自認する人たちが力を合わせるということも社会的・歴史的意義はあると思うんです。一方で、選挙の直前にあまりにもジタバタバタバタとしたと取られると、有権者からやっていることの中身に加えて、覚悟、構え、気概とかが疑われかねないので、よほど慎重な判断が必要だったと思います。だが当時私は執行部にいなかったので、ちょっと今回個別にこれをどうこうというのは、個人的にはいろいろ思いがあっても控えたいと思います」と答えた。
衆参合計での野党第一党の座を失った上での方針については「衆参が独立して動いているので、衆議院において主要な役割、与党側との交渉の前面に立つという役割そのものは50人であろうが200人であろうが大きく変わらないと思いますが、いかんせん限られた人間の中でいろんな役割を果たさなきゃいけない。しかも、いざ意思決定となった時のパワーの問題で言うと、やっぱり1人が数十人分、数百人分働かないと、という危機感はある」と語った。
目指すべき政治像として「健全で有力な野党第一党がこの国に存在するという状況を作り、それが定期的な政権交代という形で政治の浄化と政策の軌道修正につながり、ひいては国内の平和と安定につながっていくこと」と強調した。
中道改革連合は18日に召集予定の特別国会までに新たな執行体制を構築する方針で、12日告示、13日選出という極めてタイトな日程で代表選が行われる予定だ。
(『ABEMA NEWS』より)

