ハネムーンで人気のフィジーでHIV感染者急増 コロナで麻薬中継点から消費地に変わり
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 日本からも人気の旅行先フィジーでHIV感染者が急激に増えています。感染が広がり続ける事態に政府も動き出しました。

【画像】「ブルートゥース」と言われる注射針の使い回しで感染拡大か

ハネムーンの聖地で異常事態

フィジー政府観光局 YouTubeから
「海、空、大地。すべてが生き生きとし、深くつながっています」

 年間およそ100万人が訪れる南国のリゾート、フィジー。アクティビティも豊富で治安も良いと、ハネムーンに人気です。

 しかし、そんな楽園が今、大きな問題を抱えています。

 フィジー政府が打ち出したのは、HIVの検査や治療を受けやすくするなど、対策を進めるための計画「HIVアウトブレイク対応計画」です。

 HIV感染者が急増しているフィジー。WHOによりますと、おととしには1583件、去年は上半期だけで1226件の新規感染が報告されています。

 背景にあるのは、麻薬問題の拡大です。

塩澤英之部長
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笹川平和財団 島嶼国・地域部
塩澤英之部長

「もともとフィジーは南米からオーストラリアとかニュージーランドに麻薬が密売されるルートの中継点なんですね。それが、コロナ流行の途中ぐらいから消費地に変わった」

 「南太平洋の十字路」として貿易の経由地でもあるフィジーですが、南米などから入ってきた薬物が今、国内で消費されているといいます。

塩澤部長
「コロナ時代に職を失って、生活上の不安とかがあって、広がっているんじゃないかと」

 半年前から滞在している日本人は、次のように話します。

留学している橋本善さん
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留学している橋本善さん(19)
「注射で覚醒剤を打っていたりとか、ちらほらいますね。見た感じはきれいな国なんですけど、そんな一面があったんだなとちょっとびっくりしました」

コロナで激変 麻薬の消費地に

 薬物の広がりが、なぜHIV患者の拡大につながっているのでしょうか。

塩澤部長
「『ブルートゥース』と言われていますが、“同じ注射針”を使い回しする」

 注射針の使い回しによって、HIV感染者の血液が混ざることで感染が広がっているというのです。

感染拡大の防止を進めている
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 ハネムーンの聖地であるフィジーの政府は、HIVを巡る問題が経済などにも影響を及ぼす可能性があるとして、WHOなどと協力して感染拡大の防止を進めています。

(2026年2月12日放送分より)

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