天皇陛下、「生前退位」の意向 NHK報道も宮内庁が正式否定 2016/07/14 06:00 拡大する NHKの報道によれば、天皇陛下が、天皇の位を皇太子さまに生前のうちに譲る「生前退位」の意向を宮内庁関係者に示されていることが、政府関係者への取材でわかった。皇室典範には天皇の生前退位の規定はなく、今後、生前退位を行う場合は皇室典範改正の議論に発展する余地もある。この第一報に対して、皇室ジャーナリストの神田秀一氏は「想像もしていなかった話だ。この意向が本当にあったとすれば急に出た話ではない」と驚きを隠せない様子だった。また生前退位という意向を示した要因については「天皇のお気持ちですから、それまでのお言葉などから察するひとつの要因に高齢化はあると思います。また病気の治療をして経過観察中であることもあると思います。2.3年前まであった公務は1000件、最近では500件程度に減ったとはいえ、一日一件以上こなさないといけない」と昨今の多忙ぶりも要因にあると推察。 続きを読む