
トランプ大統領がアメリカ、カナダ、メキシコの3カ国による自由貿易協定=USMCAからの離脱を検討していると、アメリカメディアが報じました。
離脱した場合、カナダとメキシコに生産拠点がある日本の自動車メーカーへの影響が心配されます。
トランプ大統領が脱退示唆
トランプ大統領(2020年1月)
「USMCAはアメリカの製造業者と自動車関連の労働者にとって大きな勝利です」
1期目の2020年、トランプ大統領が署名したUSMCA。カナダ、メキシコと結んだ貿易協定で自動車関税をゼロにしていましたが、先月トランプ大統領は態度を一転。「カナダ製とメキシコ製の自動車は必要ない」と脱退を示唆しました。
トランプ大統領(先月13日)
「(Q.協定消滅の可能性があるのか?)はい。我々にとっては無関係です」
USMCAは7月1日までに3カ国が更新に合意すれば2042年まで延長されますが、合意できなければ2036年に失効します。
ブルームバーグによると、関係者は「トランプ氏はUSMCAから脱退すべきではない理由を側近らに尋ねているが、脱退の意思を明確にするまでは至っていない」と話しているといいます。
脱退報道について、メキシコのシェインバウム大統領は次のように話します。
「私たちは報道を信じていない。トランプ大統領は電話会談でもこの件を一切言及していない。この協定は双方にとって、とても重要だからです」
日本車メーカーに影響必至
アメリカが脱退すれば、影響を受けそうなのが日本の自動車メーカーです。アメリカ市場向けに、カナダやメキシコに生産拠点を構えています。
カナダからアメリカへ輸出される自動車の半分が日系メーカーで、輸出額はおよそ3兆3100億円です。
メキシコからアメリカへの輸出も日系メーカーが25%を占めていて、輸出額はおよそ2兆8400億円となっています。
(2026年2月13日放送分より)
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