鈴木憲和農林水産大臣の13日の記者会見で、水産庁の漁業取締船が日本のEEZ(排他的経済水域)内で中国漁船を拿捕したことについて質問が出た。
記者が「長崎県沖EEZ内で停船命令に従わない中国漁船を水産庁が拿捕し、中国籍の船長を逮捕したとの報道があった。逮捕に至った経緯と大臣の受け止め、密漁以外の目的はなかったのか。中国側に抗議や再発防止を求めたのか」と質問。
鈴木大臣は「事実関係申し上げますと2月12日木曜日午前8時ごろ、水産庁の漁業取締船『白鴎丸』が鹿児島屋久島西方の我が国の排他的経済水域において航行中の中国の虎網漁船を発見しました。立ち入り検査を実施するため停船命令を発出しましたが、停船命令に応じることなく逃走しました。そうしたことから午前8時25分頃に同船に職員が乗り移り捜査を行い、午後0時20分すぎに漁業主権法における“質問・検査の拒否・忌避罪”で同船の船長を現行犯逮捕したところであります」としたうえで「現在捜査を継続中でありまして、事実関係の把握に努めさせていただきたいと思います。外国漁船による違法操業の防止および抑制のためには、今後とも毅然とした対応で取り締まり活動に取り組んでいきたい」と述べた。
水産庁による外国漁船の拿捕は今年初めてで、中国漁船の拿捕は2022年以来だという。(ABEMA NEWS)
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