
中国で春節の大型連休が始まりました。日本への渡航自粛が続くなか、中国人に人気だったスポットは今どうなっているのでしょうか。
【画像】「スラムダンクの聖地」として人気の神奈川・鎌倉市の踏切
「他国から」にぎわう観光地
今年は23日までの9連休で過去最多、延べ95億人が移動するといわれている春節。空港にある中国国際航空のカウンターには行列ができていました。
しかし日系の航空会社のカウンターの前は、いつもの春節より中国の人が少ないように見えます。
日本への渡航自粛から3カ月。今月2日から始まった春節の大移動の最初の1週間で、日本を訪れる中国人は去年の同じ時期に比べ、およそ54%減りました。
去年までは多くの中国人が春節に日本を訪れていました。その観光地は今年どうなっているのでしょうか。
羽田空港近くにあるうどん店は、幅広い麺が中国のSNSで話題に。去年の春節は行列ができていました。
15日、同じ店を訪ねると、おととしと同じように開店前から行列ができていました。しかし並んでいたのは14人で、中国人観光客はいませんでした。
花山うどん 羽田店 安田雅一さん
「(中国人観光客は)去年の半分くらいにはなっている」
しかし、客足はそれほど減っていないといいます。
「SNSなどで取り上げていただいているみたいで、ベトナムだったりタイの方、韓国、台湾も多いし、去年おととしよりもより一層多国籍」
アニメ「スラムダンク」の聖地として人気を集める鎌倉市の踏切。おととしの春節は中国人観光客が押し寄せていました。
15日に同じ場所へ行ってみると、新たに設置された撮影スポットにはあふれんばかりの観光客がいました。
地元の住民
「去年…いや、もっといっぱいいたよ」
「中国の方は減っていると思う」
鎌倉市によると、観光案内所を利用する中国人観光客はおよそ4分の1に減っているそうです。
忍野八海から団体客消える
山梨県にある忍野八海には、おととしは団体の中国人観光客が訪れていましたが、15日に観光バスの駐車場に止まっていた大型バスはわずか3台です。
おととしの春節に取材した忍野八海にあるフルーツ店。店頭には、春節を祝うちょうちんが飾られていました。
フルーツ店店主 田邉達也さん
「中国の正月なので、にぎやかし。ハッピーニューイヤーでサービスしたり、(中国の決済サービス)ウィーチャット使ったりしている」
15日、同じ店に行ってみると、メニューは日本語と英語のみ。ちょうちんは見当たりません。
「(Q.ちょうちんは?)まだありますけど、きょうちょっとやってないんですけど、あります」
ちょうちんは倉庫にしまってあるといいますが、すぐには見当たりませんでした。営業が終わってからじっくり探すといいます。
「中国のお客さんは減っている。その代わり、別の国の方が増えてる印象が強い。中国だけじゃなく、全部の国に対応できるように」
(2026年2月16日放送分より)
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