
10年続く「桜まつり」が今年中止されることになりました。一体なぜなのか。取材で見えたのは“観光客の迷惑行為”でした。
相次ぐ迷惑行為 「桜まつり」中止
観光客が勝手に他人の敷地に入り込み、写真撮影。
外国人観光客
「ここで写真撮ったらダメなの!?」
さらに、線路内に立ち入って写真を撮っています。
観光客の迷惑行為が相次いでいるのが、山梨県富士吉田市の新倉山浅間公園。
富士山と五重塔を一望できる人気スポット。SNSなどで海外にも広がり多くの外国人観光客が訪れています。
外国人観光客
「富士山が見たくて来ました。とても美しい景色でした」
春になると、桜、富士山、五重塔。3つがそろう奇跡の絶景に。
公園では、およそ10年前から「桜まつり」を開催。毎年20万人以上が訪れていましたが…。市は今年、祭りの中止を決めました。
富士吉田市 堀内茂市長
「オーバーツーリズム。観光客のマナーの問題」
観光客マナー問題 実態は
現場を取材すると、その実態が見えてきました。喫煙マナーを守らない人や、危険を顧みない行為も。さらに、食べ物や飲み物のごみが散乱しています。公園の周辺は住宅地です。
地元の人
「レンガの辺りに缶が落ちていたり、家の塀に置いていったり、結構ある」
「川が結構すごい。頻繁に掃除するがすぐたまる」
住民によると、マナーを守らない人の多くが外国人だといいます。
「けんかが始まることがあったり、地元の住民が家から出られなくなったり」
さらに…観光客が住宅の敷地内で写真撮影をしています。
なぜ、無断で立ち入るのでしょうか?話を聞くと…。
外国人観光客
「日本の伝統的な場所に見えて美しかったから撮影した」
「他人の敷地?ここで写真を撮ってはいけない?知りませんでした」
畑の敷地に勝手に観光客が車を止めたようです。
注意した男性によると、無断駐車したのは外国人グループで「レストランの駐車場だと思った」と話していたといいます。
さらに、目を疑うことも。
堀内市長
「庭先でトイレをしてしまうとか、まさかという思い」
一方で、祭りの中止を懸念する声も。
近隣の飲食店
「中止はさみしい。1年をみると4月の桜まつりの時が1番売り上げがピークなので、今年はどうなのか。市民が迷惑という部分も一部ある」
市は花見シーズンに、誘導員の増員や循環バスの運行など、混雑緩和の対策を強化する方針です。
(2026年2月16日放送分より)
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