ミラノ・コルティナオリンピック、フィギュアスケート・ペアで三浦璃来選手、木原龍一選手の“りくりゅうペア”が大逆転で金メダルを獲得しました。

 まずは、フィギュアスケート・ペアという競技について解説します。

どんな技がある?

 フィギュアスケート・ペアはシングルの技術を基礎として、独自の要素が加えられています。男女が一組となって氷上を舞い、アクロバティックな演技が特徴です。

 主な技術には、男性が女性を持ち上げながら滑る「リフト」、男性が女性の手をつかんで回す「デススパイラル」、女性が男性に投げられながら跳ぶ「スロージャンプ」の3つがあります。

 また、フィギュアスケート・ペアでは、パートナーを頭の上に高く投げて、女性が空中で2、3回転して再びキャッチする「ツイストリフト」という技があります。どれくらいの高さを飛んでいるのかも、気になるところです。

 木原選手の身長は174センチ、三浦選手は146センチ。「ツイストリフト」で投げた時の三浦選手の高さは3メートルを超え、かなりの高さとなります。

日本の歴史変えた「りくりゅうペア」

 これまで日本のフィギュアスケート・ペアは競技人口や指導者が少なく、体格面でも欧米に劣っていて実績がなく、日本の弱点とされてきました。

 こうした中、りくりゅうペアの登場で、日本のフィギュアスケート・ペアは躍進します。

 2019年にペアを結成した2人は、2022年にはグランプリファイナルを制覇。2023年には、世界選手権で金メダルを獲得。

 そして今回のミラノ・コルティナオリンピックで金メダルを獲得しました。

大逆転「金」の背景に「肉体改造」

 続いて、りくりゅうペアそれぞれのプロフィールについてです。

 りくりゅうの“りく”こと、三浦璃来選手(24)は兵庫県生まれで、身長は146センチ。5歳からスケートを始め、精神力を鍛えるために空手も習っていたそうです。2015年にペアに転向し、2019年に木原選手とペアを結成しました。

 りくりゅうの“りゅう”こと、木原龍一選手(33)は愛知県生まれで、身長は174センチ。4歳でスケートを始め、20歳の時にペアに転向しました。

 世界のトップに立った背景に、木原選手の「肉体改造」がありました。

 ペア転向時、木原選手は筋力がなく女性を持ち上げるのも精一杯でした。しかし、筋力トレーニングを重ね、体重を約60キロから約80キロに増量。身体も大きくなり、服も「S」から「XL」にサイズアップしたといいます。

(2026年2月17日放送分より)

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