【写真・画像】【論戦8分】 小泉防衛大臣「理解をしたくないという前提の方に理解を求めるのは大変難しい」と突き放す フリー記者「原文に当たらない大臣なんてあり得ない」と何度も追及 普天間返還めぐり 1枚目
【映像】小泉大臣がキッパリとした拒絶した瞬間(実際の様子)

 20日、小泉進次郎防衛大臣は閣議後の記者会見において、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を巡り、フリー記者との間で8分にも及ぶ激しい論戦を繰り広げた。

【映像】小泉大臣がキッパリとした拒絶した瞬間(実際の様子)

 論争の焦点は、米国防総省が米議会付属の政府監査院(GAO)に対し、「十分な長さの代替滑走路を確保しなければ普天間を返還しない」と回答していたとする報道の真偽と、日米間の認識の齟齬についてであった。

 フリー記者は、報道を踏まえ、「『普天間が返還されないことは全くあり得ない』というのは小泉防衛大臣の希望的観測ではないか。米国側から文書で回答を得ているのか」と追及。これに対し小泉大臣は、米国側が「2国間の合意に基づく条件ベースの米軍再編の実施を継続する」との見解を示していると言及し、「日米間の認識に全く齟齬はない」と強調して真っ向から反論した。

 さらに論戦は、小泉大臣が当該の米国公文書を直接確認したかどうかに及んだ。記者が「日本の問題に直結する重要な文書をなぜ読まないのか」「原文に当たらない大臣なんてあり得ない」と畳みかけると、小泉大臣は「米国政府内のやり取りを逐次すべて読んでいる政治家がいると思うか」と逆質問で応酬。自身のスタッフを信頼しているとした上で、「すべてを大臣が見れるわけがない。私は職員を信頼してここに立っている」と述べ、組織としての対応の正当性を主張した。

 記者は「長い滑走路が確保されなければ返還しないという記述に対する明確な否定根拠がない」と食い下がったが、小泉大臣は「理解をしたくないという前提の方に理解を求めるのは大変難しい」と突き放す場面もあった。大臣は、記者の主張を「まるで新たな条件が付されたかのように言いたいのかもしれないが、全くそういうことはない」と一蹴し、終始キッパリとした拒絶の姿勢を崩さなかった。

(『ABEMA NEWS』より)