【SVリーグ】広島サンダーズ 2ー3 ウルフドッグス名古屋(3月7日・男子第16節)
男子バレーで、ポーランド代表選手がサーブを“大暴投”。この試合で3本ものエースを決めている名手が見せた“珍場面”。実況も思わず「やや力んだか…」と困惑気味にフォローした。
3月7日に大同生命SVリーグ男子の第16節が行われ、ウルフドッグス名古屋は敵地で広島サンダーズと対戦。試合終盤、世界屈指の選手にしては珍しすぎる“ミス”が注目を集めた。
フルセットにもつれ込む熱戦の中、ウルフドッグスが第5セット12ー10とリードする緊迫のシーンで登場したのは、身長207cmの超長身ミドルブロッカー、ノルベルト・フベルだ。この試合、すでに3本のサービスエースを決めているポーランド代表選手は、ボールを高々と上げると、短い助走から強烈なジャンプサーブ。しかし、打点が合わなかったのかボールはエンドラインのはるか後方へ。誰の目にも明かなほどの“大暴投”でアウトとなり、ボールはアリーナ席の観客の間を抜け、無情にも転々と転がっていった。
試合を中継したABEMAの実況・田中大貴も思わず「やや力んだでしょうか…」とフォローしたが、フベルもこれには落胆。肩を落としながら交代でベンチに戻ろうとすると、その後ろから水町泰杜も思わず肩を揉んで慰めるようなシーンも。椅子に座ったフベルはややうなだれたようにがっくしとした表情で、その後、顔を上げて遠くを見つめていた。
今季ウルフドッグスに加入したフベルは、これまでポーランドの国内リーグでMVPをはじめとする数々の個人賞を受賞し、ポーランド代表としても2004年のパリ・オリンピックで母国の銀メダル獲得に貢献した名手だ。自身初の海外挑戦となった今季もその実力を遺憾なく発揮し、ここまでブロック決定率は1セットあたり0.71とSVリーグで堂々のトップに君臨。それだけでなく、この試合でも18本のサーブを放って効果率19.4%と驚異的な数字を残しただけに、滅多に見ることのできない、ある意味では珍しいミスとなった。
試合は、3位・ウルフドッグスは6位・サンダーズの粘りに遭い、フルセットにもつれ込む激闘に。それでも、フベルが5本のブロックポイントをあげるなど意地を見せ、セットカウント3―2で制して、敵地で6連勝を飾った。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)
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