——るなこは妹系で小悪魔なところがあると言いますか、好意をはっきりと伝えますし、えーゆーにグイグイとスキンシップを取っていきますよね。ほかの幼馴染たちと比べた、るなことえーゆーならではの掛け合いについて伺えればと。
平塚:るなこちゃんは普段は子どもっぽくて無邪気で天真爛漫なところがあるのですが、えーゆーと接していくうちにちょっと大人っぽいと言いますか、すべてを見透かしているような底知れない部分が見えてくるところが、ギャップがあって魅力的だと思っています。
——たしかにミステリアスな部分がありますよね。しおはいろいろ計画するけれどアホだから失敗しちゃう子で、あかりは計算を一切しないでえーゆーともぶつかってしまうピュアさがありますが、るなこは内面でどう思っているのか気になりました。
平塚:大人っぽくて小悪魔な部分も、計算してやっているわけではないというディレクションをいただきました。なので、策士ではなく本当に無邪気で純粋な気持ちでえーゆーと接していくなかで、そういう風に見えちゃうというバランスの表現がすごく難しかったですね。
実際たくさんリテイクをさせていただいたのですが、普段から大人っぽいことを考えているからセリフにも表れていくのではなくて、純粋だからこそ出てしまうということが(自分のなかで)演じていくうちに徐々に定着していったような気がしています。
——るなこってテストで100点取っていますし、頭は良いんですよね。だから計算していそうではあるのですが、そうではないという。
浦尾:マジでやっかいですよね! 天然小悪魔だから(笑)。
一同:(笑)
浦尾:まわりのヒロインから見てもすごい強敵だと思います。男だったらみんなほだされちゃうから(笑)。実際、るなこが登場して、しおとあかりはだいぶ焦っていましたからね。
平塚:そうですね!
——その一方、えーゆーとあかりが海水浴のあとでお泊まりすることになって、そのときのことを友達のことだとすぐわかる嘘をついて、るなこに相談していたシーン(第7話)では、途中まで完全に信じていて。
平塚:信じちゃっていましたね(笑)。
——そのあとですべてが合致してぷいっと拗ねちゃうところは、本当にわかってなかったからこそ拗ねちゃったのかと、いまのお話を聞いて合点がいきました。
平塚:最後に拗ねちゃうように、えーゆーに対してはやっぱり独占欲があると言いますか。「お兄ちゃんは私のもの!」という気持ちもあるからこそ拗ねてしまうので、そのバランスは本当に難しかったです。
——浦尾さんから見たえーゆーとるなこの掛け合いについても、印象を伺えますか?
浦尾:るなこは(しおとあかりとは異なり)5年間えーゆーに会えていなかったこともあって、接し方がだいぶ違っていますよね。えーゆーもお兄ちゃんでいなくちゃ! という葛藤がありますが、本当にそう思っているんだと垣間見えるシーンもあって。
だからこそ、るなこの登場によって僕自身もえーゆーの新たな一面に気付かされたところがあって、第4話以降はさらに演じやすくなったと思いました。
——具体的にはどういった一面に気づかれたのでしょうか?
浦尾:そうですね、えーゆーの立体像みたいなものが明確になったと言いますか。幼馴染に対して悶々とはしているけれど、守るときは守るし、大事な人を大事だと思えるというように、人間的にいいやつなんだろうなと思えるところが増えたと感じました。
「るなこ沼にハマってください」
