ガソリン高騰 3連休直撃 花見、観光地に“変化” 補助金で抑制…いくらに?

ガソリン高騰 3連休直撃 花見、観光地に“変化” 補助金で抑制…いくらに?
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 ガソリン価格の高騰が3連休を直撃。国内では、さまざまな観光地で影響が出ています。

【画像】満開待ちきれない大勢の花見客…にぎわう井の頭公園

花見も“変化”

大勢の人でにぎわう井の頭公園
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 連休最終日の22日、大勢の人でにぎわう井の頭公園。都内屈指のお花見スポットの一つです。

 東京では19日、桜の開花発表がありましたが、満開まではもう少し。それでも、満開を待ちきれない大勢の花見客が訪れていました。

満開待ちきれない大勢の花見
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花見客
「カンパーイ!」

花見客
「(Q.桜はどうですか?)でも意外と咲いている」
「(Q.良かった?きれい?)きれい」

花見客
「(Q.お子さんですか?)はい」
「(Q.何カ月ですか?)もうすぐ10カ月」
「(Q.初めての桜かな?)そうですね。今年が初めての桜です」

池はスワンボートでいっぱい
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 お花見以上に盛況だったのが、ボート乗り場です。池はスワンボートでいっぱいで、水面が見えないほど。桟橋には、順番を待つ人の長い列ができていました。

 にぎわいを見せる井の頭公園ですが、ここにもガソリン高騰の影響が…。

 久しぶりに帰省した3人の孫を連れて、東京・府中市から電車で遊びに来たというこちらの家族。

「ガソリン代高いから、遠くには行かれないですよね。孫が帰ってきているので、ちょっと近場で安く上がるところで井の頭公園」

 孫のためにと、人気のスワンボートにも並んでやっと乗れました。

「(Q.スワンボートに乗った?どうだった?)楽しかった!ボートにバーンと1回当たった」
「スワンは(お金が)かからないから、(子ども)3人乗っても1000円ですので。ガソリン代かからないのが一番いいですね」

3連休直撃 観光地にも…

千葉方面に向かう車はまばら
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 ガソリン高騰の影響は、こんなところにも…。

 週末には渋滞することが多い東京湾アクアラインですが、21日は千葉方面に向かう車はまばらでした。

来園客で大にぎわい
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 一方、千葉県にある「市原ぞうの国」は来園客で大にぎわいでした。一体、どこから訪れているのでしょうか。

 駐車場の車のナンバープレートを見ると、近郊から来た人が多いようです。

市原市内からの来園客
「市原市民なので、3連休は近場で楽しもうかなって」

来園客
「(Q.ガソリン高くなっているが)なかなかつらいところはありますけど。なるべく近場で過ごしたいなってところ」

 本格的な行楽シーズンを迎える中でのガソリン価格の高騰。遠出を避け、近場で過ごす人の姿が。さらに、こんな意見もありました。

今後、影響が続いた場合は…
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千葉県内からの来園客
「ガソリンが結構高騰してきているので、公共交通機関を検討しちゃうかも」

 今後影響が続いた場合、電車などの利用を検討するという声も聞かれました。

 しかし「市原ぞうの国」がある場所は、最寄り駅から徒歩でおよそ1時間。駅からの無料送迎バスもありますが…。

駅からの無料送迎バスもあるが…
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市原ぞうの国 佐々木麻衣副園長
「9割以上の方が、お車での方が多いですね」
「3月に入って来園の方が増える時期でもあるので、ガソリン代が高くなって、お客様が遠のいてしまう不安というところが、この1週間、2週間はありましたね」

 ガソリン高騰による影響は、客足だけではありません。

「動物たちの暖房代のほうも、やはり灯油を使っているところもありますので、そちらのほうもこの後、少しずつ影響が出てくるかなと」

 来園客の減少に加え燃料費の高騰という懸念。先行きが見えないため、園では事務所のエアコンの使用を控えるなど、節約しているといいます。

事務所のエアコンの使用を控えるなど節約も
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「動物の暮らしは変えずに、節約ができるところっていうのをこれからいろいろと考えていかなくちゃいけないと思います」

補助金で抑制 いくらに?

イラン攻撃の影響で…
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 アメリカ・イスラエルによるイラン攻撃の影響で高騰したガソリン価格。高いところでは、レギュラーガソリンが200円まで上がったガソリンスタンドもありました。

 国民生活を圧迫する中、政府は19日から、1リットルあたり30.2円の補助金の支給を開始。

 ガソリンスタンドごとに価格差はありますが、170円前後に落ち着くスタンドが多く見られました。

「会社として努力しまして、価格を決定」
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 市原市にあるガソリンスタンド、市原喜多SS・高橋宏文所長はこのように話します。

「フリー価格で162円。割引を使いますと、このような価格に。お店としては仕入れ価格が上がっているので、どうしても価格に反映するというのは仕方がないのですが、その中で少しでも安くお客様に燃料提供したいと思っていまして、会社として努力しまして、価格を決定させてもらっています」

 一時的に価格の高騰は抑えられ、多くの人が給油に訪れる一方、こんな声も聞こえてきます。

コメ農家の男性
「トラクター、田植え機。必要なので使わないっていうわけにもいかない。だから気にして、高いだ安いだ言っていられない」

満タンにしようすると1万円ほど高くなる
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 また、ダンプカーの運転手は、次のように話します。

「(Q.燃料使う職業ですから、商売に直接影響?)影響は大きいですよね、本当に…」
「(Q.値段が上がった分は、どこかに請求できる?)できません」
「(Q.じゃあ収入が減るだけ?)そうです」

 毎日長距離を移動するため、2日に1回ほどの頻度で給油が必要だという男性。この日入れた軽油はおよそ100リットルで1万5000円。イラン攻撃前と比べ、満タンにしようすると1万円ほど高くなるといいます。

「(Q.工夫されていることはあります?)アクセルを踏まないこと。踏んじゃえば踏んだで(燃料が)かかっちゃう。かなり抑えていますよ。頭が痛いところですよね」

(2026年3月23日放送分より)

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