
横浜で車のナンバープレートが折り曲げられる被害が相次いでいます。被害者を取材すると「犯行の共通点」が浮かび上がってきました。
相次ぐ“ナンバー折り曲げ”
横浜の住宅街に、不安が広がっています。
被害に遭った男性(50代)
「(Q.こちらが)180度完全に曲げられた状態。朝8時くらいに近所の人が徐々に気付き始めた」
狙われたのは車のナンバープレート。無残に折り曲げられていました。
被害に遭った男性(50代)
「(Q.朝に言われて気付いた)(朝に)近所の人から、お宅もやられているみたいな感じで連絡があって、案の定うちもやられていた。なぜ、こんないたずらするのだろうと怒りを覚えた」
一体、誰が、何のために…。
現場は横浜市南区の市営地下鉄・蒔田駅から、400メートルほどの住宅街です。
被害に遭った男性(70代)
「あの車と今置いていないが、白い車も(被害に)、あと向こう側の7~8台」
今月上旬、この街の周辺で14台の車が被害に遭いました。
被害に遭った男性(70代)
「ここから曲がっている。相当強くやらないと曲がらない。(直すのに)8000円くらいかかった」
こちらの車は真上まで折れ曲がっていました。
被害に遭った人
「本当にびっくりして。修理だと保険がかかるので…自分たちでネジを外して、まっすぐにした。波打ってますけど」
犯行“2つの共通点”
今回の事件には、2つの共通点があります。1つ目が…。
近隣住民によると、大通りを1本入ったところにある道の片側に14件中の半分が確認されたといいます。なぜ、この通りに集中したのでしょうか?
近隣住民
「ほとんど通りは人は歩いていない。一番手っ取り早くうっぷんを晴らしたのでは」
そしてもう1つが、ナンバープレートが“曲げられていた”こと。
被害に遭った人
「鑑識がきた時、両手で(プレートを)上げてる指紋が残っていた。力は、いるだろうなと思った」
プレートが曲がった状態では車は走ることはできません。違反すると、最大50万円以下の罰金です。
仮に、車を使えなくすることが目的だとしたら、なぜプレートを外すのではなく折り曲げるのでしょうか?専門家は…。
犯罪心理学者 東京未来大学 副学長兼学部長
出口保行教授
「ナンバープレートは車の象徴になる。プレートを折り曲げることは、第三者に対してもその行為を知らしめることができる。心理学的なメカニズムは放火にも似ている。自分のやったことで人に恐怖心を与える、 社会に動揺を与えていくことが強い快感になっている。その場所に詳しい人間の犯行だろうと考えられる。車がある程度連続していなければ本人のターゲットにはならない。計画性は非常に高い犯行だと思う」
警察は器物損壊の疑いで捜査しています。
(2026年3月23日放送分より)
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