去年、26年目にして逮捕に至った名古屋主婦殺害事件。安福久美子被告は逮捕直後、犯行事実を認める供述をしていたが、一転して黙秘に転じた。その後、責任能力を問えるかを調査するおよそ3か月の鑑定留置を経て、今年3月5日に殺人罪で起訴された。逮捕から125日目のことだった。
安福被告は被害者、高羽奈美子さん(当時32歳)の夫・高羽悟さんと高校時代、同じ運動部に所属していた同級生だ。高羽さんによると、安福被告はこれまで「高羽さんとの子育てに対する考え方が合わなかった」「手を握られ『こんなに会っていたら結婚したくなる』などと言われた」と供述しており、高羽さんは「なぜそんなことを言うのか、理解に苦しむ」と語る。また、安福被告は手の怪我について「奈美子さんに『噛まれた』」とも供述している。
高羽さんは安福被告の供述について「逮捕直後は割と供述していたけれども、警察から検察に送検されてからは黙秘をして。なお、私と付き合っていたとかそんなことを言っていたということが徐々にわかってきて。これはちょっとヤバいなと『本人正気かよ』という風に思った。そこで鑑定留置も(11月)中旬から始まってしまったので。本当に頭が今おかしくなっていたら、26年前の検証もできないだろうし。本当に確率は低いけど『無罪になったらどうしよう』という、それを心配していた。やっと3月5日になんとか起訴されたので、その辺は安心した」とコメント。
安福被告の「高羽さんと子育て論が違っていた」という供述については「そんな子育て論だとかいうようなことを口にして議論したりするようなほど、会話もしたことないし、まったくない」と否定。「高羽さんが私の手を握って『こんなに会っていたら結婚したくなるよ』と言っていた」という供述についても、改めて「ふざけるなっていう話。(そうした事実は)ない」と強く否定すると「それをメディアが書いちゃうものだから、私は新聞でこういうのを知るということなので、本当に困る」と明かした。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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