15歳で出産した学生シングルマザーが、当時の壮絶な離婚経験を告白した。
ABEMAの『秘密のママ園2』では、MCの滝沢眞規子、近藤千尋、峯岸みなみが、大阪で7歳の娘を育てる23歳の学生ママ、ミクモに密着し、その波瀾万丈な半生をのぞき見する企画が放送された。
番組内でミクモは、15歳で出産し結婚生活を送っていた当時の凄絶な状況を振り返った。若すぎた結婚生活の中で、夫との喧嘩から暴力に発展し、骨にヒビが入るほどの骨折を負ったという。痛みのあまり床に倒れ込み、起き上がることができなかった際、幼い娘のアオが「ママ」と呼んで駆け寄ってきた姿を見て、このままではいけないと決意。娘を抱きかかえて警察へ逃げ込み、保護された当時の切迫した状況を明かした。駆けつけた実母から「もう、これで終わろうか」と声をかけられ、17歳でシングルマザーとして再出発することを決めた。 ミクモの過去には、両親の離婚による寂しさから、当時隣の席で笑わせてくれた男の子に強く依存してしまった背景があった。高校1年生の夏、オーストラリア留学を目前に控えながら妊娠が発覚し、周囲の大人全員が敵に見えるほどの孤独の中で出産を決意。夢だった留学を諦め、高校を自主退学して守り抜いたのが娘のアオであった。離婚後は飲食店や介護など3つのアルバイトを掛け持ちして奔走したが、出産時に担当の助産師からかけられた励ましの言葉を思い出し、18歳から助産師を目指して猛勉強を開始した。 現在は親戚の一軒家を借りて娘と二人三脚で暮らしながら、看護の専門学校を卒業し、助産学科への進学を控えている。仕事はしておらず、市からの給付金や貯金を切り崩す切り詰めた生活を送っており、スーパーでは割引商品を狙い、自身の服は1000円以下の安売りをリメイクして凌いでいる。しかし、娘の未来に繋がるオンライン英会話などの教育費には惜しみなく投資しており、その背中を見て育つアオも自らお風呂掃除を引き受けるなど、母を支える存在へと成長している。 暴力による骨折という絶望を乗り越えた彼女は、午前5時50分に起床し、深夜1時まで机に向かうストイックな日々を送り続けている。自分たち親子を救ってくれた助産師のように、今度は自分が同じ境遇のママを救いたいという強い意志を持ち、一歩ずつ夢へと突き進んでいる。