
中東情勢の緊迫感がさらに増しています。親イラン武装組織「フーシ派」が、戦闘参加を表明。また、核関連施設に攻撃を受けたイランは報復を宣言するなど、戦闘終結は見通せない状況です。
【画像】トランプ大統領「トランプ海峡を開放せよ」「自分はピースメーカー」
世界のエネルギー危機に拍車かかる恐れ
日本時間の29日深夜0時ごろ、中東地域を管轄するアメリカ中央軍は、上陸作戦を行うことができる強襲揚陸艦「トリポリ」などが、中東地域に到着したと発表しました。
イランへの軍事作戦が緊迫感を増す中…。
CNNキャスター
「イスラエルはイエメンからのミサイル攻撃を確認したと発表しました。この戦争が始まって以来、初めてのことです」
アメリカとイスラエルがイランに攻撃を始めてから1カ月。新たに、イエメンに拠点がある親イラン武装組織「フーシ派」も参戦を表明しました。
フーシ派は2023年のイスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘開始から停戦までのおよそ2年間、ハマスに連帯を示し、紅海を航行するタンカーへの攻撃を繰り返してきました。
親イラン武装組織「フーシ派」報道官
「我々は神のご加護をもって最初の軍事作戦を実行しました。すべての抵抗戦線にて攻撃が止まるまで継続します」
ホルムズ海峡が事実上封鎖される中、紅海などが攻撃されれば、世界のエネルギー危機に拍車がかかる恐れがあります。
イスラエル 核関連施設を攻撃
新たな脅威が台頭する中、アメリカのトランプ大統領は27日こう述べました。
「彼らはトランプ海峡を開放しなければなりません。いや失礼、ホルムズ海峡でした。今はそう見えないかもしれないが、私は自分のことをピースメーカーだと思います」
平和を実現する人と自称しながらも、戦闘は激しさを増しているのが現実です。
イスラエル軍は27日、イランにある複数の核関連施設などを攻撃したと明らかにしました。
対するイランの中央司令部の報道官は28日、ドバイのアメリカ軍拠点や指揮官を標的とした攻撃を行い、ミサイルによってウクライナが提供したドローン迎撃システムの保管庫を破壊したと発表しました。
現地にはウクライナの要員21人が滞在していて、死亡した可能性が高いと主張しています。
一方、ウクライナ外務省は保管庫を破壊したというイラン側の主張を否定しています。
(2026年3月29日放送分より)
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