推計3500万人の「デジタルノマド」のメリット・デメリットは? 服は同じ黒Tシャツ7枚? 円安も手伝って日本が人気?

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デジタルノマドのメリットとデメリット

「デジタルノマド」の人々
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 デジタルノマドという生き方には、明確なメリットとデメリットが存在する。メリットについて金成記者は「ラップトップを閉じたらそこは旅先という刺激」に加え、世界中の同業者から最新技術や異なる仕事の進め方を学べる点を挙げた。取材先では、スペインのグラフィックデザイナーとフランスの起業家と台湾のソフトエンジニアとイスラエルのデータサイエンティストが異文化に刺激を受けながら共同生活を送っていた。さらに「強い通貨(ドルやユーロ)で稼ぎ、物価の安い国で使うことで、働く時間を圧縮できる」という経済的な利点を挙げた。一方でデメリットとしては、一人の移動に伴う孤独感や、雇用主側の国との深刻な時差による生活の過酷さも浮き彫りになった。

 近年、円安も手伝って日本も訪問先として人気が高まっており、東京や福岡、長崎など各地で誘致や交流会が活発化している。彼らの中には、一つの会社に依存する「安定したキャリア」に疑問を抱き、自ら人生を切り拓こうとする若い世代も多い。一方で、都合が悪くなればすぐに別の土地へ移動できる彼らのスタイルを社会の「いいとこ取り」であると自己批判的に捉える声もある。金成記者は「いずれデジタルノマドという言葉は使われなくなり、当たり前の存在になる」と予測し、その普及に合わせて税制や社会保障制度をアップデートしていく必要性を説いた。

(朝日新聞/ABEMA
 

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