
行方が分からなくなってから10日。最後の手掛かりとなっているリュックが見つかった山はどんな場所なのか、ドローンでたどりました。
11歳男児不明から10日
上空から見たリュック発見現場。そして、その発見現場へ続く道を映した、防犯カメラの映像。2つの映像から、不可解な点がまた1つ浮かび上がってきました。
京都府南丹市で行方不明になっている安達結希さん(11)。2日で行方不明から10日が過ぎました。
南丹市消防団長 野中大樹さん
「警察から情報をいただいたのが、児童クラブの校舎の前で降ろした後、一切足取りがつかめません。それで捜索をお願いしたいと」
安達さんの行方が分からなくなったのは駐車場周辺。黄色いリュックが見つかったのは、自宅とは反対方向にあたる北西に3キロほど行った山道です。
近隣住民
「(Q.リュックの中に何が入っていた?)ママ友から聞いたが、リュックの中に結希君のネックウォーマーと黄色い帽子。学校のリュックサックと聞いています。帽子とネックウォーマーは捜索の情報で出てきた通りのものが入っていたみたい」
この山の一部を所有する人に話を聞きました。
山の一部の所有者
「(Q.地元ではよく知られた山?)よく知られた山かというと、みんな山に関心なしでほったらかし」
「(Q.山の中はどのような状態?)植林した山は荒れ放題で太陽入らないから荒れている。山仕事する人はほとんどいない」
南丹市から隣の京丹波町へ続く道路ですが、並行して国道9号が走っていて、利用する人は少ないそうです。
近隣住民
「京丹波町に通じる道。観音峠(国道9号)と並行してあるけど、観音峠9号線がメイン。私も京丹波町側なんだけど、めったに地元の人は通らない」
ドローンで見えた“違和感”
発見現場周辺を上空から見てみます。木がうっそうと生え、がけも見えます。かなり山深い場所だということが見てとれます。
そして、もう1つ気になる点は、警察が捜索する姿が見えないこと。なぜリュック発見現場での捜索が行われていないのでしょうか。
元警視庁刑事 吉川祐二氏
「僕もきのう行った時にも、その付近に警察官が1人もいなかったんですよ。そこで不思議な思いがあった。遺留品が発見されたということは、その付近にいたと考えられる。そのことから(本来は)付近の捜索をさらに強めるということが考えられる。警察としては、ある程度別の角度から別の情報から、全体像を把握しつつあるのではないか。ある程度把握している可能性も考えられる」
当日の防犯カメラも入手しました。
小学校からリュック発見現場へ続く幹線道路。この位置に据えられた防犯カメラが、その道路を映していました。
行方が分からなくなったのは先月23日。父親が車で小学校に送ったのが午前8時ごろ。小学校からは、徒歩20分ほどにある道路。その時間帯、通勤時間帯ということもあり、行き交う車は多く見えます。ただ、歩く人の姿はほぼ見当たりません。
午前8時すぎから午後2時ごろまで見てみると、黄色いリュックを背負った小学生が歩く様子は確認できませんでした。
防犯カメラに映っていないことは、何を意味するのでしょうか。
吉川氏
「今回、彼がいなくなった理由として、本人の意思で動いたか、もしくは第三者の介在があったか。第三者の介在があるならば、車などでの移動が十分考えられる。(歩く姿が)防犯カメラに映っていないとしたら、防犯カメラに映っている車両を1台1台を調べていくことになる」
情報提供:京都府南丹警察署
0771-62-0110
(2026年4月2日放送分より)
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