
手を使わずに遊べる、新感覚の紙相撲がある。老若男女が夢中になる魅力を探るため、名古屋で行われたイベントを取材した。
【画像】熱戦が繰り広げられた「トントンボイス相撲 名古屋場所」
手を使わない紙相撲?
先週末、名古屋市の東別院では、桜が見頃を迎えていた。
多くの人でにぎわう中、行われていたのは…紙相撲!ただ、参加者を見ると、声を張り上げて叫んでいる!!
一体、どういうことなのか。
名古屋市の寺院で先週末にイベントが開催され、会場には大きな声が響き渡っていた。
この競技は、世界ゆるスポーツ協会が考案する「トントンボイス相撲」だ。
ルールは簡単!マイクに向かい「トントン」と声を出すと、声に合わせ土俵が振動するのだ。
熱戦が繰り広げられる「トントンボイス相撲 名古屋場所」。声の大きさにより振動が大きくなるので、自然と力が入る。
トントンボイス相撲は、運動神経や障がいの有無にかかわらず、世代を超えて楽しめる。
参加者
「パラスポーツも限られてきますし、制限もあるし、みんなでやれることがあるのは良いことです」
参加者(70代)
「年取って気が短くなって大きい声を出すことはあっても、楽しくて声を出すことは少ないからいいかな」
世界ゆるスポーツ協会 萩原拓也理事
「年齢、性別、運動神経、運動経験にかかわらず、楽しめる仕掛けを用具やルールで行ったり、障がいがある人であっても楽しめるルールになっているので。楽しんでいただくことができるんじゃないかと思います」
高齢者施設で活用も
番組は、トントンボイス相撲を5年前から導入している東京・八王子の高齢者施設「ジョイステージ八王子」を取材した。
入所者
「勝つぞ。負けたら泣くぞ」
1日は、8人の入所者がトントンボイス相撲を楽しんでいた。
ジョイステージ八王子 馬込哲也さん
「(入所者の)飲み込む力やせきする力も減ってきて。日頃から発声するということが、大切だと思っています」
入所者の平均年齢は89歳。施設では、声を出す機会としてトントンボイス相撲をリハビリに使っているという。
紙相撲をしたことがない20代の番組スタッフも挑戦した。
「頑張ります。勝ちます!」
「勝ちました」
「結構のどの力を使うので、私でも疲れました」
馬込さんは声を出すことで、入所者たちの表情も変わってきたという。
「皆さん、笑顔でですね、日頃出さない大きい声を出すというところで、皆さん自然と大きい声で笑顔があふれているというのは見受けられます」
入所者
「楽しいです。声を出せるから。普段はこんな大きな声出すことないです」
「私は楽しい。ほとんど一人で部屋にいることが多いですから」
(2026年4月2日放送分より)
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