金田は、剣道歴9年の三段で、芸能界最強決定戦では3度の優勝経験がある。対する岸は剣道歴12年の三段で別名「無敗の先鋒」、山口県ベスト8にも輝いている。たきうえは、小中高に加え名門道場にも通っていたという剣道歴約30年の二段。さらに高野は4歳から大学まで18年剣道を続け、四段の腕前を誇る優勝候補の筆頭だ。小・高6年の剣道歴で“無段”の山内以外は全員有段者だ。
金田と岸の身長差は約10cm。試合前、金田は「身長でいうと一番高いので、どちらかというとアウトから、こうギュッと入る、面とか、ちょっと意表を突いた小手。上下で打ち分けていきたいなっていうのは思ってます」と狙いを語り、対する岸は「まぁ、リーチは長いんですけど、その分対策はできると思います。身長も当時からなかったので、そういう接近戦の方が得意でした」と余裕をみせた。
試合時間3分で2本先取したほうが勝利、引き分けの場合は判定となる。ともに三段の2人は試合開始早々から素早い攻撃を仕掛け、お互いに激しく打ち合うも1分を切った時点でどちらも一本は入らず。試合を観戦していた高野が「実力がかなり拮抗してますね」と呟くと、山内も「お互いラッシュかけるんじゃないですか」と熱視線を注ぐ。
そして、高身長の金田が面を狙い振り上げた瞬間、岸が面を防ぎ胴を打つ「面返し胴」を決めて見事な「一本」。会場からは拍手が沸き起こった。そしてすぐさま二本目が始まり残り30秒。追い込まれた金田が、身長を活かした圧巻の面を決めて両者一対一になると、残りは約20秒。両者譲らず打ち合いとなり引き分けのまま3分が経過、「お互い攻めてる」「いい勝負」と興奮が覚めやらぬなか、試合は判定に持ち込まれる。3人の審判は揃って赤い旗をあげ「勝負あり」。金田が勝利し準決勝進出を決めた。
白熱の対戦に…
