8日の衆議院内閣委員会で、中道改革連合の大島敦議員がシニアカーの問題を取り上げた。
大島議員は、高齢者の運転免許返納でシニアカーの利用が増えているとして、時速6kmを超える速度を出すことができないシニアカーは電動車いすの扱いで道路交通法上は歩行者として歩道を通行することなどを確認した。
そして最後に「昭和55年にできた議員立法で、『自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律』というのがある」として、同法では地方公共団体は、スーパーマーケットなど自転車等の大量の駐車需要を生じさせる施設に駐輪場設置を義務付けることができるとなっていることに言及。
そのうえで「最後に交通安全対策担当の大臣にお尋ねをいたします。シニアカーについては今後高齢者や障害者等の利用の増加が見込まれると思います。各省庁による駐車スペース確保の対策について、交通安全対策担当の大臣としてどのように取り組んでいくのか。内閣府の担当大臣は総合調整の機能を持っているので、各省横断的に様々対応とれると思うのでよろしく答弁をお願いします」と質問した。
これに対し黄川田仁志大臣は「えー、(質問の)通告を伺っておりませんが、交通安全担当大臣としてシニアカーの活用を含め、年齢や障害の有無にかかわりなく安全に移動できる社会の構築は大変重要な課題であると考えております。引き続き国土交通省等と連携して、高齢者や障害のある方などの移動の安全確保に取り組んでまいりたいと考えております」と答えた。
この「通告を伺っておりませんが」というところに大島議員が反応。「通告はしていて、役所の方が『こういう質問がいいですよ』って私にリコメンドした(勧めた)質問を読んでおりますので、これは役所が考えた質問を読み上げましたので、ぜひその点、ご留意ください」と暴露すると、議場には笑いがおきた。黄川田大臣がなぜ「通告がない」としたのかは、わかっていない。(ABEMA NEWS)
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